お金持ちになる人、お金持ちになれない人の差はどこにあると思いますか。実は、お金持ちになれる人には共通点があるのです。
そこで今回は、多くの富裕層を見てきた金融機関勤めのOL5人に、お金持ちになる人とお金持ちにならない人の差を聞いてみました。
■自分を持っている
富裕層をたくさん見てきた金融機関勤めOLの答えで最も多かったのが、「自分を持っている人」という答えでした。具体的には、「自分なりの考え方、こだわりを持っていて、流行などに流されない人」だとか、「自分を曲げない、確たる信念を持っていろんなことに取り組んでいる」などの回答が得られました。筆者も多くの富裕層を見てきましたが、確かにお金持ちになる人は強い信念を持って行動しているように感じます。
確たる信念を持っている人だからこそ、自営業者や経営者になる人が多いというのもあるのかもしれません。
それだけ自分が築いてきたものに自信があるということなのでしょう。
■お金があることを変に匂わせようとしない
お金持ちになればなるほど、「自分はお金を持っていますよ」というアピールがなくなるというのも意見として多く聞かれました。
たとえば、金融機関へ来ると自分の資産を誇張するような発言をする人もいます。「お金なんてどれだけ持っていてもそんなにいいもんじゃないよ」と言ってみたり、「お金はあるんだけどいい投資先がなくてね~」などと、営業マンに”お金はたくさんありますよ”というアピールをするのです。
金融機関に勤めていると想像もつかないような金額をポンと入金してきたり、あっさり取引してくれたりする人を多く見ます。そういう人ほど手がかからないというのはよく聞く話です。金融機関のコールセンターに電話をしてきて、アレコレと聞いてくるだけでなく文句を言ったりクレーマーになったりするような手がかかるお客さんほど、お金持ちではない人が多いのです。
せめてお金がなくても心が貧しくなるようなことのないようにしたいものです。
■見た目には「お金持ち」らしき特徴がない
お金持ちがひょっこり現れるのも金融機関ではよくあることですが、そういう人の見た目は他の人と何ら変わりはありません。
お金持ちは基本的に、自分のやってきたことを正しいと信じていて、そう信じられるだけのこと既に成し遂げています。ですから、自分に自信があって、何かで飾る必要がないのでしょう。自分の存在に自信がない人は、かえってブランドものなどの身なりや高級車などで飾り立て、「こういうものを買えるんですよ」とアピールすることで自分の自信に変えているようです。
その人の存在自体に、自分で価値を感じられるというのは本当にすばらしいことです。
むしろそうした派手な服装をしたがるのは、やはりほかの人よりはちょっとお金を持っている層だと、金融機関勤務OLたちは言います。そういう層が、自由に使えるお金が増えてお金持ちらしいことをしたいと思ってブランドもので固めたりするのでは?という意見もありました。
派手な見た目の人が全員そうとは限りませんが、装飾品で自分を大きく見せるより、自分自身を成長させることで大きく見えるような存在になりたいものですね。
■お金持ちになる人ほどレベルの低い争いには加わらない
最後に、2番目に多かった意見は「レベルの低い争いをしない」人が多いということでした。金融機関に勤めていると、様々なお金のトラブルを見てしまいます。
そんなときの対応が、まさに「金持ちケンカせず」。レベルの低い争いになりそうだと思ったら、さっと身を引くのだそうです。多くのお金持ちにとって、レベルの低い争いに巻き込まれるくらいならお金で解決したほうがマシなのかもしれません。
要はレベルの低い争いに参加すると、体力も気力も、そして時間も無駄にするということがわかっているのです。また、そういう争いに参加してしまうと、自分の品格も損なわれます。
■まとめ
いかがでしたか。今回は5人の金融機関勤めの女性に話を聞いてみましたが、皆、お金持ちは仕事をしやすいと言います。お金持ちになるために、ぜひ振舞いや日頃の心掛けを参考にしてみてくださいね。