本当に建造する方向に

 アメリカ海軍協会の公式メディアであるUSNIニュースは2026年4月21日、海軍が来年度の予算案で初のトランプ級戦艦に関する予算承認を議会に求める方針であると報じました。

【画像】え、武装多すぎ!? これが建造予定のトランプ級です

 トランプ級は、ドナルド・トランプ大統領自らが「新しい戦艦を造る。

名前はトランプ級(Trump-class battleship)だ」と建造計画に言及した艦で、新たな艦隊整備構想「ゴールデン・フリート(黄金艦隊)」の中核をなす、次世代の水上戦闘艦とされています。

 トランプ大統領が「戦艦」と言及した通り、核ミサイルや極超音速ミサイルを運用可能な大型垂直発射装置(LMVLS)や指向性エネルギー兵器などを備え、従来の水上戦闘艦を大きく上回る火力を誇る艦となる予定です。

 アメリカ海軍は2027会計年度予算要求において、トランプ級戦艦を2028会計年度に調達する計画として位置づけています。また、同級艦向けに、艦艇建造費から10億ドル(約1600億円)の先行調達資金と、8億3700万ドル(約2940億円)の研究開発費を議会に要請しています。

 海軍予算担当のベン・レイノルズ少将は、トランプ級の価値について「我々のミサイル駆逐艦では不可能な多くの任務をこなせるようになる。ちょうどフリゲートが駆逐艦では埋められないギャップを補うようなものだ」と説明しています。

 排水量は3万トンかそれを上回る規模になる予定で、新型の小型艦を追求した場合に必要となるトレードオフ(性能や能力の妥協)を回避できると、アメリカ海軍は見解を示しています。

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