戦闘機への攻撃も実施していた

 ウクライナ保安庁は2026年4月26日、セヴァストポリにあるロシア黒海艦隊の海軍基地およびベルベク軍用飛行場への攻撃結果を発表しました。

【画像】駐機してある機体に突入…これが、標的となった戦闘機です

 この攻撃は4月18日から19日にかけての夜間に実施されたもので、当初は揚陸艦「ヤマル」と「ニコライ・フィルチェンコフ」のほか、レーダー施設を破壊したと報告されていましたが、新たに飛行場に駐機していたMiG-31や、中型偵察艦「イワン・クルス」に対しても攻撃を行ったと発表しました。

 ウクライナ保安庁のイェヴヘニー・フマラ長官代行は、今回の攻撃の意図について「このような作戦には明確な論理がある。我々は敵の軍事インフラの主要要素、すなわち艦隊、航空、偵察、防空を組織的に破壊し、攻撃計画の阻止につなげる」と説明しています。

 なお、黒海艦隊はウクライナ軍によるドローンを活用した非対称戦術によって大きな打撃を受けており、主力がクリミア半島のセヴァストポリから、さらに東のノヴォロシースクへ撤退するなど、機能が大きく制限された状態となっています。

 ウクライナ側の攻撃手段に関しても、これまでの水上自爆ドローンや、イギリス・フランスから供与された「SCALP-EG/ストーム・シャドウ」巡航ミサイルのほか、射程約200kmの自爆ドローン「FP-2」なども投入されています。これらの装備により、前線から離れた後方への攻撃手段も多様化しています。

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