巡航ミサイル発射可能な艦を撃破と発表

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は5月3日、バルト海沿岸の港湾都市プリモルスクを攻撃し、カラクルト型(22800型)コルベットに損傷を与えたと発表しました。

撃破を確認? これが、ゼレンスキー大統領が公開した証拠です(画像)

 ゼレンスキー大統領は、「ロシアの『カリブル』巡航ミサイル搭載艦が撃破されました。

イェウヘニイ・フマラ少将は、プリモルスク港の目標に対する攻撃が成功したと報告しました」と説明し、公式SNSなどで攻撃後の衛星写真も公開しています。ただし、ゼレンスキー大統領は「撃破」と主張しているものの、写真の肝心な部分は塗りつぶされており、損害の程度は明らかになっていません。

 カラクルト型コルベットは、巡航ミサイルを発射可能な垂直発射装置を備える小型ミサイル艦で、インフラ攻撃にも使用されるため、ウクライナ側にとっては大きな脅威となっています。

 同艦への攻撃は、ウクライナ保安庁(SBU)のほか、無人システム部隊、特殊作戦部隊、国防情報総局、国境警備隊などが参加した共同作戦だったとのことで、ゼレンスキー大統領は「皆さんの連携した働きに感謝します」と述べています。

 なお、今回の攻撃ではほかにも、「影の船団(シャドーフリート)」と呼ばれる、国際的な経済制裁を回避するために運用実態を隠蔽しているタンカーにも攻撃を加えたとのことです。また、ロイター通信によると、5月3日にはプリモルスク以外でも、ロシア各地の標的に対してドローン攻撃が実施されたと報じられています。

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