2017年3月22日、JR山陰本線・城崎温泉駅の発着案内メロディが、「ドリフのビバノン音頭」から「城崎温泉らしさあふれる音を使用したメロディ」に変更されます。

「瑞風」停車がひとつの契機に

 JR西日本は2017年3月15日(水)、山陰本線の城崎(きのさき)温泉駅(兵庫県豊岡市)で列車の接近時と発車時に使用している案内メロディを、「ドリフのビバノン音頭」から“城崎温泉らしさあふれる音を使用したメロディ”に変更すると発表しました。

城崎温泉駅の案内メロディ「ドリフのビバノン音頭」から「城崎温...の画像はこちら >>
リニューアル前の城崎温泉駅。写真左手にあるのは飲泉湯(画像:photolibrary)。

 城崎温泉は兵庫県の日本海側に位置しており、大谿(おおたに)川沿いを中心に外湯や旅館、飲食店などが建ち並んでいます。浴衣と下駄で温泉街の公衆浴場をめぐる「外湯めぐり」が有名です。

 今年6月にデビューする豪華クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が、城崎温泉駅に立ち寄り観光で停車することをひとつの契機として、「城崎温泉へお越しになるお客様への『おもてなし』の向上」(JR西日本)を目的に、今回、メロディが「ドリフのビバノン音頭」から変更されます。

新メロディは城崎温泉で聞かれる実際の音で構成

 JR西日本によると、新メロディは地元と同社福知山支社が協力して作った、城崎温泉の今昔をイメージしたオリジナル曲。実際に城崎温泉で録音した下駄、太鼓、湯桶、三味線の音で構成されています。

 この曲は3月22日(水)10時39分発の特急「きのさき12号」から11月上旬の「かにカニ日帰りエクスプレス」運行開始まで使用される予定です。

 JR西日本は「浴衣歩きの心地よい季節が近づいてまいりました。JR西日本の特急列車で城崎の街を訪れた際には、ぜひ新しくなった駅舎と発着メロディをお楽しみください」としています。

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