鳥取県境港市の地元でも人気のフィッシングガイドJOY-FISHERで、スーパーライトジギングに挑戦してきた。釣果はアコウほかキダイ、アオハタ、ホウボウなどバラエティーに富んだ釣行をレポートする。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・中濱友也)

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スーパーライトジギング釣行

山陰の日本海側では、冬のシケで冬眠中だった釣り人が春の陽気に誘われて目を覚ましつつある。私もその一人で約2か月ぶりの釣りだ。最近、はやりのスーパーライトジギング(以下SLJ)に挑戦する。

3月16日、大潮。鳥取県境港市の地元でも人気のフィッシングガイド「JOY-FISHER」にお世話になる。ここは、レンタルタックルや船にトイレも完備されているので、だれでも安心して釣りが楽しめる。

午前7時に事務所に集合し、乗船名簿を記載。

すぐ近くのマリーナから船に乗り込み出港。山陰の名峰大山の眼前に広がる美保湾に出撃。経験豊富な船長がポイントを選定し、船を流してくれる。

当日のタックル

SLJは、浅い水深帯で60g程度までのジグを使用するジギングのことだ。タックルは、SLJ用のロッドにPEライン0.8号を巻いたカウンター付きのベイトリール。リーダーは、フロロカーボンライン5号を2ヒロ半、FGノットで結んだ。

スーパーライトジギング釣行で良型アコウにメバルほか多彩釣果
当日のタックル(作図:週刊つりニュース西部版APC・中濱友也)

船を風と潮にまかせて流すドテラ流し。

船が流されているのでラインが斜めに入り、広範囲を探ることができる。斜めにジグを引っ張るイメージだ。

ドテラ流しの場合、カウンター付きのリールは、ひと目でラインが何メートル出たか分かるので重宝する。水深の倍のラインが出たら、いったん回収してジグを落とし直す目安としている。水深や船が流れるスピードを考慮しジグの重さを選ぼう。私の場合、水深プラス20gを基本に潮の状態を見て決める。

キジハタ(アコウ)連釣

ポイントに到着したら釣り開始。ジグを投入し、着底したら、すぐにシャクる。リールを指でサミングしながら、ジグを落とすと着底が分かりやすい。底付近を探っているとヒット、カサゴ(アラカブ)だ。同乗者にはメバル。いずれも良型で、30cmほど。シーバスも釣れていた。

水深が浅いので陸から釣れる魚種でも陸からなかなか釣れないサイズが釣れるのもSLJの面白いところだ。特にこの日は、良型のメバルがよく釣れていた。

船を流し直し、大物を狙う。ジグが着底してすぐにヒット。強烈な引き。40cmオーバーのキジハタ(アコウ)。

すぐに連続してキジハタ45cmほど。サイズアップ。納竿まで2か月ぶりの釣りを堪能した。

スーパーライトジギング釣行で良型アコウにメバルほか多彩釣果
筆者が仕留めたアコウ(提供:週刊つりニュース西部版APC・中濱友也)

当日の釣果

船中では、ほかにもキダイ、アオハタ、ホウボウなどのバラエティーに富んだ釣果となった。

最後に、これからの展望だが、春が進めば、マダイの乗っ込みシーズンに突入する。春はマダイが熱い!次回は桜ダイに挑むとしよう。

スーパーライトジギング釣行で良型アコウにメバルほか多彩釣果
当日の釣果(提供:週刊つりニュース西部版APC・中濱友也)


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<週刊つりニュース西部版APC・中濱友也/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
JOY-FISHER
乗船場所:境漁港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年4月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post スーパーライトジギング釣行で良型アコウにメバルほか多彩釣果 first appeared on TSURINEWS.