【写真】ずぶ濡れのパフォーマンスを「氣志團万博」で届けるももいろクローバーZ
2022年9月17日(土)~19日(月・祝)の3日間、氣志團主催のフェス「氣志團万博2022 ~房総魂~」が千葉・袖ケ浦海浜公園で行われた。今年は10周年・10回目のアニバーサリーイヤーを記念して3DAYSで開催。
この日、体調不良から剥離性食道炎と診断された高城れにが欠席となり3人での出演となったももいろクローバーZ。しかも台風接近に伴う集中豪雨がももクロの出演時間にバッティングしてしまい、ファンともどもずぶ濡れでのステージに。しかし、3人でのステージも集中豪雨もなんのその。いつものテンションで、ももクロならではのパワフルなパフォーマンスで楽しませてくれた。
2曲目の『労働讃歌』の後半には、百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏の3人が土砂降りの雨の中、容赦なく花道へと進んであっという間にずぶ濡れに。「ちょっとまって…。これって初めての経験だね」。目も開けていられないような大雨の中で髪はびしょ濡れ、おでこ全開になった百田がつぶやく。ももクロは晴れ女グループで、今までこれほどの雨の中でステージを行った経験がなかったのだ。
花道でずぶ濡れの3人は「一回ステージ戻る?次の曲行っちゃう?」とやり取りをしたが、結局は百田の「もう行っちゃおう!」の一声で、花道で濡れたまま次の曲に行くことに。
その後、メインステージに戻ったメンバー3人。歌いながら、雨の中でももクロのステージに足を運んでくれた観客たちに感謝を込めて懸命に手を振っていたのが印象的だった。そんなステージのラストを飾ったのは『One Night Carnival』。ももクロは10周年を迎えた氣志團万博にずっと出演しており曲を終えると、ももクロのメンバーから氣志團メンバーに感謝の手紙が送られた。ももクロの3人は「氣志團大好きー」と言いつつ、その直後には「HYDEさん大好きー」とオチをつけて照れ隠し。
(取材・テキスト:バッキー大坂)