【阪神コースと相性がいい血は?】

 4月5日(日)、阪神競馬場で4歳以上馬によるGⅠ大阪杯(芝2000m)が行なわれる。

 今年は、ドバイ国際競走の回避馬も含めて豪華メンバーが揃った。GⅠ日本ダービー馬の昨年の勝ち馬クロワデュノールと一昨年の勝ち馬ダノンデサイル、昨年のGⅠ宝塚記念を勝ったメイショウタバル、前走のGⅡ中山記念など重賞5勝のレーベンスティールなどの実績馬がスタンバイしている。

 今回、筆者が本命に推すのはメイショウタバル(牡5歳、栗東・石橋守厩舎)だ。同馬は昨年のGⅠ宝塚記念(阪神・芝2200m)勝ち馬。芝2000mでもこの阪神で未勝利勝ちを飾っている。

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 何より注目すべきは、阪神コースの好成績だ。宝塚記念、GⅢ毎日杯(芝1800m)、未勝利戦と3戦3勝と好成績を残している。その内容もすばらしい。宝塚記念は、2024年から大阪杯を連覇しているベラジオオペラに3馬身差をつけての逃げきり。3歳時の毎日杯は重馬場だったが、1分46秒0の好タイムで6馬身差の圧勝と、道悪も問題にしないのは大きな強みだ。

 血統を見てみよう。父ゴールドシップも「超」がつくくらいの"阪神巧者"で、宝塚記念を2連覇、GⅡ阪神大賞典(芝3000m)を3連覇、そしてGⅡ神戸新聞杯(芝2400m)を勝利と、阪神での重賞8戦で6勝。メイショウタバルはそのコース適性を確実に受け継いでいる。ゴールドシップの父、ステイゴールドの産駒であるオルフェーヴルもGⅡ時代の大阪杯の勝ち馬で、その産駒ラッキーライラックも大阪杯を制している。

 母の父フレンチデピュティ、その父デピュティミニスターもこのレースとは好相性だ。2021年の勝ち馬レイパパレ、2022年の勝ち馬ポタジェや、昨年2着のロードデルレイ、同3着のヨーホーレイクの母系にその名を見せている。そんな血を持つメイショウタバルが、初勝利を果たしたこの阪神で、ふたつ目のGⅠ制覇なるか。

【芝2000mのスペシャリストの血にも注目】

 もう1頭はタガノデュード(牡5歳、栗東・宮徹厩舎)を推す。

 同馬の父ヤマカツエース(父キングカメハメハ)は、2017年のこのレースで3着、2018年は4着と安定した走りを見せていた。GⅠ勝ちこそないが、GⅠのなかで最もいい走りを見せたのがこの舞台だ。また、GⅡ金鯱賞(中京・芝2000m)を連覇、GⅢ中山金杯(中山・芝2000m)、GⅢ福島記念(福島・芝2000m)、GⅡニュージーランドT(中山・芝1600m)を勝利と、重賞5勝のうち4勝が芝2000mというスペシャリストでもあった。

 タガノデュードは前走のGⅢ小倉大賞典(小倉・芝1800m)で重賞初制覇。年明けの寿S(京都)など芝2000mでも2勝を挙げ、阪神コースも昨年の淡路特別(芝2200m)で勝利。距離とコースに不安はない。

 配合は母の父ハーツクライに注目だ。"母の父がハーツクライで父がキングカメハメハ系"という組み合わせは、昨年のGⅠ有馬記念(中山・芝2500m)を勝ったミュージアムマイル(父リオンディーズ)、昨年のGⅠ朝日杯フューチュリティSを勝ったカヴァレリッツォ(父サートゥルナーリア)、GⅠフェブラリーSを連覇したコスタノヴァ(父ロードカナロア)、先日のGⅡ阪神大賞典(阪神・芝3000m)を勝ったアドマイヤテラ(父レイデオロ)など、続々と活躍馬が出てきている。

昨年の大阪杯2着のロードデルレイ(父ロードカナロア)もこのパターンだった。

 以上、今年の大阪杯はゴールドシップ産駒メイショウタバル、ヤマカツエース産駒タガノデュードの2頭に期待する。

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