一旦安全に目的地へ向かい早めの連絡を!
高速道路を利用したとき、入り口ではETCカードが正しく挿入されていたのに、SAやPAに立ち寄ったときにETCカードを抜いて、うっかりそのまま出口のETCレーンを通過してしまった場合はどうすればいいのか。
こうしたときは、とりあえず目的地に向かって走行してしまおう。ただし、そのままでは不正走行になってしまうので、目的地に着いたら早めに高速道路会社に連絡を!
一般的な高速道路なら、管轄するNEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の各お客様センターに連絡するか、問い合わせフォームを使ってメールで知らせればOK。
1.利用した車両のナンバー、車種、色、形状(ワゴン・セダン・トラックなど)
2.ETCカード番号と有効期限
3.利用した入口・出口の料金所名と日にち、通過時刻
4.自分の名前と連絡先(連絡が取れる時間帯)
未払いのまま連絡をしないでいると不正通行扱いとなる
首都高なども基本的に同じで、首都高お客様センターに連絡するか、問い合せフォームからメールを送信。どの高速道路でも、未払いのまま連絡をしないでいると不正通行扱いになり、割増金も含めた通行料金を請求されるので必ず連絡を入れること(どの料金所にも、不正通行対策監視カメラが設置されているので、踏み倒すことはできない)。
一方、入口でETCカードが入っていなかったり、有効期限が切れたりしたまま誤って「ETC/一般」混在レーンを通過してしまった場合は、出口で一般レーンか混在レーンで一時停車して事情を説明し、精算すれば問題なし。ただし、入口をETCの無線通信で通過したわけではないので、ETCの時間帯割引などは適用されない。
またETCレーン通過時に路側表示器が「STOP停車」を表示し、開閉バーが開かなかった場合は、その場で停車しインターフォンを使って係員の指示に従うこと。
こうしたETCのトラブルを防ぐには、ETC車載機の挿し忘れ警告機能を常時ONにしておくのが一番有効。
万が一、上記のように不注意でETCを機能させられずに料金所を通過してしまったときも、後から料金を支払うことは可能なので、とりあえず安全な場所まで移動し、それから高速道路会社のお客様センターに連絡することを忘れずに。