日本市場ではもはや風前の灯ともいえるほど縮小傾向
日本にステーションワゴン・ブームを巻き起こしたモデルといえば、なにを思い浮かべるだろうか。1980年代までのワゴンは、「ライトバン」と呼ばれた商用車をベースに乗用仕立てにすることが多かった。そうしたなか、バンではなく走りを優先したスポーツワゴンとして、新しいキャラクターを提案したのが1989年に誕生したスバル・レガシィツーリングワゴンだった。
その正統な後継モデルが、ステーションワゴン専用車であるスバル・レヴォーグで、間もなく初めてのフルモデルチェンジを予定しているのは、ご存じのとおりだ。
とはいえ、レガシィツーリングワゴンの全盛期には、日産ステージアやホンダ・アコードワゴン、トヨタ・アベンシスワゴンなど、各社からさまざまなライバルが登場していたが、いまや国産ステーションワゴンは希少車種となっている。日産の国内向けラインアップからステーションワゴンは消滅、ホンダもフィットベースのシャトルを用意するのみだ。あとはマツダMAZDA6ワゴン、トヨタがカローラにふたつのバリエーションを設定するのとプリウスαくらいのものだ。そんなわけで走りを重視したガソリンターボのステーションワゴンとしては、レヴォーグの孤軍奮闘状態となっている。
一方、輸入車ではステーションワゴンの選択肢は豊富だ。とくにドイツ車のステーションワゴンのイメージが強い。メルセデス・ベンツでいえば、よりスポーティなワゴンであるシューティングブレークを含めると、CLA、Cクラス、Eクラスの3モデルに用意されているし、BMWでは3シリーズと5シリーズにステーションワゴンが設定されている。
アウディはA4とA6にアバントと呼ばれるステーションワゴンをラインアップしている。VWではゴルフとパサートにヴァリアントと名付けたステーションワゴンが存在。そのほか、フランス車でいえば、プジョー308と508にステーションワゴンがある。スウェーデンのボルボはV40、V60、V90にそれぞれワゴン(エステート)を設定している。
速度域の高い欧州では空力的にもステーションワゴンが必要
このように欧州ブランドにステーションワゴンが目立つ理由について「レジャーユースのモデルであっても、速度無制限のアウトバーンを走るためには、空力面などで有利なステーションワゴンを求めるユーザーが一定数以上存在しているから」などと説明されることが多い。
逆にいうと、高速道路でもせいぜい120km/hが制限速度の上限となる日本においては、本質的にはステーションワゴンのニーズはさほど高くないといえる。たくさんの荷物を積みたいのであれば、ミニバンのほうが有利であるし、乗車人数も増やすことができる。さらに、アウトドアレジャーでちょっとした悪路を走る可能性があるならば、ロードクリアランスの大きいクロスオーバーSUVのほうが便利というのは世界的トレンドだ。
前述した欧州ブランドにしても、クロスオーバーSUVのラインアップも充実しているのはご存じのとおり。欧州ではまだまだステーションワゴンのファン層が一定数いるため多くのモデルが存在しているが、ワゴンからSUVという流れが当分続くことは間違いないだろう。
その意味では、しっかりとレヴォーグを進化させてくるスバルは、ステーションワゴン・ファンにとっては貴重なモデルといえるのだ。

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