ウートピは2022年もさまざまな記事を公開してまいりました。
今回は2022年(集計期間:2022年1月1日~2022年12月31日)に公開した中でPV数が多かった記事のTOP5を【インタビュー】【連載】【健康系】の3つのカテゴリに分けてご紹介します。
1位は、70歳で起業した近恵子さんのインタビューでした。“フツーのババァ”だった近さんが、70歳になったときに考えたこと、自分の道を生きるとは——?
私の友達も、「娘が働いてるから」って孫の面倒を見てる人が多いわけ。そういう応援の仕方もあるんだけど、私は断りました(笑)。息子が、「孫が生まれるから、面倒を見てくれないか?」って来たんだけど、私はしばらく考えてから、「じゃあ、私が年取ったら面倒を見てくれる?」って言ったの。だって、孫の面倒を見なきゃいけなくなったら、仕事ができなくなって、私の収入がなくなるわけじゃない? だから、「私の老後は、誰が面倒を見てくれるの?」って言ったら、息子もしばらく考えて、「じゃあ、いいや」って。
定年まで正社員で頑張った人は、退職金があるからいいよね。
2位は、平野レミさんのインタビューがランクイン。ご自身の子育てや、嫁姑のちょうどいい関係の築き方について話を聞きました。
子供に期待しちゃダメでしょう? 私だって、「今年の抱負は何ですか?」って聞かれても、「抱負なんかないです」って答えるし。毎日毎日、楽しく働いて、私ができそうな仕事をやっていく。それだけで十分。欲とかなんにもないの。
3位は、ナジャ・グランディーバさんのインタビューでした。「ぼちぼち幸せな毎日が私にはちょうどいい」と話す、ナジャさん流の生き方について話を聞きました。
「ゲイだから男と女の気持ちどっちもわかりますよね」とか(言われることが今でもあります)。本にも書いたけど、ナジャはナジャの気持ちしかわかりません。身体が男とか女とか、心がどっちかとかゲイかドラァグクイーンか、ニューハーフか……どこに属するか、分類されるかが問題と違うと思う。結局みんなそれぞれ。
4位は、2022年の紅白歌合戦にも出場した、7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」のメンバー・LEOさんのインタビューでした。燃え殻さんの著書に刺激を受けていると話すLEOさんに燃え殻さんの魅力について伺いました。
燃え殻さんの本を読むと、自分が生きていく中で、「あの日はこういう言葉を言ったな」「あのときああいう感情になったな」「あの場所でこういうことを思ったな」と、自分が過去に置いてきた感情を、思い出させてくれるような気がして。そういう言葉がたくさん詰まっていると感じます。
さっきの「『運命』という言葉は過去形がよく似合う」という言葉も、自分に置き換えてみると、SKY-HIさん(「BE:FIRST」のプロデューサー)と出会い、その後「THE FIRST」のオーディションを受けて、BE:FIRSTになれたことも運命だなって思うんです。
5位は、公開中の映画『ケイコ目を澄ませて』に出演する、三浦友和さんのインタビューでした。東日本大震災とコロナ禍。「未曾有の事態で改めてお仕事について考えたこともあったのでは?」という質問に三浦さんが答えてくれたことは——。
『RAILWAYS』の頃は60歳、『ケイコ』では70歳になりました。この2作は年齢的な区切りを迎えた作品でもあります。『RAILWAYS』はクランクインが2011年の3月12日で、準備することもあったので東日本大震災の時は富山にいたんです。撮影は決行されましたが、しばらく何もする気にならなくてね。だって、全て「嘘」じゃないですか。僕は本物の運転士でもなければ、作中にあるように夫婦間のことで悩んでいるわけでもなく。作り物の世界を演じることに何の意味があるのか。仕事の意義について悩んだ時期でした。そこから思い直して、現在も仕事に取り組んでいるわけですが。
コロナ禍においては、全く逆のことを思いました。映画だけでなく、エンターテインメントの世界のみんなが本当に苦労しているのを目の当たりにしたので。実際に生活に困窮するような人もたくさん出ましたからね。この仕事の大切さや、撮影を続けることの必要性を実感しました。
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