東芝、12月20日に上場廃止へ

東芝は12日、12月20日に上場廃止になると発表した。11月22日に臨時株主総会を開き、株式併合などの議案を決議する予定。

日本産業パートナーズ(JIP)など国内連合が東芝の非公開化を目的に実施したTOB(株式公開買い付け)は9月に78.65%の応募があり、成立した。株式併合の手続きを経て、JIPは東芝を完全子会社化する。東芝株は11月22日から整理銘柄に指定され、12月19日が最終売買日。これを受け、東芝は1949年以来の株式上場にピリオドを打つ。

株式併合は9300万株を1株に併合するもので、12月22日に効力が発生する。併合後、東芝の株式数は4株となる。

東芝へのTOBは8月8日~9月20日に行われた。東芝株の買付価格は1株につき4620円。TOBへの応募金額は1兆5729億円だった。

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