製造派遣大手のNISSOホールディングスは、中部・東海エリアで製造系人材派遣を手がけるMan to Manホールディングス(名古屋市)の子会社化により、EV(電気自動車)シフトで派遣需要の拡大が見込まれる中部圏での事業拡大を狙う。Man to Manホールディングスは1991年設立で、愛知・三重・静岡西部・岐阜地域の自動車・半導体関連企業への人材派遣のほか、生産管理・設備保全システムの開発やベトナムでのオフショア開発も手がけている。
取得価額は16億3700万円。2025年5月30日付で株式73%を取得後、6月1日付で株式交換を実施して完全子会社化する。株式交換比率はNISSO1:Man to Manホールディングス1669で、Man to Manホールディングスの1株に対して、NISSOの1669株を割り当てる。