【飯塚オート(オーバーミッドナイト)一般】スタートが遅いタイプとはもう言わせない! 牧瀬嘉葵が優勝戦も際どい踏み込みからV圏内へ

準決を1着で突破した牧瀬嘉葵



【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】

 牧瀬嘉葵(40)=飯塚・29期・A級=が、2日目準決勝戦Aの7Rで、好スタートを決めて1着。優勝戦に勝ち上がった。


 準決は、30線3車並びの最内の3号車。角度があって内が有利とはいえ、外2人(竹谷隆、村瀬)のスタートは早い。本人には申し訳ないが、スタートで後手に回るとの読みだったが、何と先行。記者の見立ては見事に外れた。

 それを本人に尋ねると、「タイミングが早過ぎた。やった(フライングを切った)と思った」と苦笑い。タイミングは0.02と際どかったが、「勘は合っていた。やったと思ったからね」。ん、なに? 普通なら「タイミングが見えていない」との返答がくるところだが…。彼の秀逸な言い回しにこちらまで笑った。

 エンジンは「力がない」と若干物足りなさはあるが、「前節(GⅠダイヤモンドレース)最終日あたりから良くなってきた」と上昇ムードにあることは確か。もうひと調整で機の上積みに成功できたなら〝勘は合っている〟というスタートで6号車の同期・田中正樹に先行し、連圏内へ。
5号車で臨む▼8R優勝戦は、157のボックス勝負。

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