【佐賀競馬・第25回サマーチャンピオン】ヤマニンチェルキ重賞2連勝
 第25回サマーチャンピオン(JpnⅢ、1400m)は4日、佐賀競馬の11Rでオープン級の10頭が出走して争われ、単勝2番人気で岩田望来騎乗のヤマニンチェルキ(牡3、栗東・中村直也厩舎)が直線の追い比べを制し、北海道スプリントCに続いて重賞2連勝を飾った。



 良馬場での勝ち時計は1分26秒9。
1番人気のエンペラーワケアは半馬身差の2着。3着にはさらにクビ差でエコロクラージュが入った。このレースで3歳馬が勝ったのは2005年のアグネスジェダイ以来、20年ぶり2頭目。



 古馬との初対戦でも勢いが上回った。ヤマニンチェルキは前走の3歳限定だった北海道スプリントCで重賞初勝利を決め、ローテーションが詰まった中でも好気配をキープ。人気を背負ったエンペラーワケアがインを進んで直線でいったん先頭に立ったが、外から鋭く差し切った。



 エンペラーワケアの斤量59キロに対して、ヤマニンチェルキは55.5キロのハンデ差も生かした。「前半は折り合いに苦労したが、最後の4コーナーからは勝負強さを見せてれた。(この馬には)1400mは少し長いけど、頑張ってくれた」と岩田望は振り返った。

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古馬を抑えて重賞連覇のヤマニンチェルキ


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