
良馬場での勝ち時計は1分26秒9。
古馬との初対戦でも勢いが上回った。ヤマニンチェルキは前走の3歳限定だった北海道スプリントCで重賞初勝利を決め、ローテーションが詰まった中でも好気配をキープ。人気を背負ったエンペラーワケアがインを進んで直線でいったん先頭に立ったが、外から鋭く差し切った。
エンペラーワケアの斤量59キロに対して、ヤマニンチェルキは55.5キロのハンデ差も生かした。「前半は折り合いに苦労したが、最後の4コーナーからは勝負強さを見せてれた。(この馬には)1400mは少し長いけど、頑張ってくれた」と岩田望は振り返った。
古馬を抑えて重賞連覇のヤマニンチェルキ