【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】山下渡は今年すでに20勝 街道で乗り込んで点数も右肩上がり


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 山下渡(42)=茨城・91期・S2=が、同県の鈴木謙太郎とのコンビで初戦突破を図る。

 「前回は山崎歩夢君を抜けませんでした。
さすがモンスターの息子さんですね。でも自分も調子はいいんですよ」と、小倉FⅠの初日を振り返った。

 その言葉通り、通算245勝のうち、今年だけで20勝をマーク。19年目にして白星ラッシュだ。競走得点も104点台後半とじわじわ上げている。

 「最近は街道中心。バンクは、行かないといけないときしか行きません。それがいいのかな」。ここ2年ほどは、ほぼ街道だけで仕上げている。

 「一時期はバンク練習もやったけど、自分は街道の方が脚がつくんだと思います。乗り込んだり、もがいたり。アマのときから街道でやってきたので」。
今年20勝のうち、今期(7月~)は8勝。GⅡウィナーズカップの特選を手にできるペース。今回も白星を挙げて帰るつもりだ。

 ▼9R(山下渡) 鈴木謙太郎にスピードをもらって強襲。南関勢を出し抜く。5-137-1237、5-3-4。

 ▼8R(三宅達也) 福井GⅡから中4日だが「普通に練習した。疲れもない」。弟子のルーキー柏野健吾の初Vも刺激に、単騎で一撃。2-15-14567、2-4-57。

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【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】山下渡は今年すでに20勝 街道で乗り込んで点数も右肩上がり

今年すでに20勝を挙げている好調の山下渡
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