初日2走2連対スタートの川上剛
強力パワーを存分に見せつけた。選手会の福岡支部長を務める川上剛(44)=福岡・91期・A2=が、上位クラスの舟足を武器に初日白星を獲得した。
手にするのは素性評価Aランクの62号機。前検から好気配を漂わせると、迎えた初日前半4Rは1枠戦。ところが、「回転不足でSは遅れてしまった」。後手に回ってしまい、1Mでは2コース桐本康臣に完全に差されていたのだが、BSは驚異の足で封じ込んで結果は逃げ切り勝ち。後半11Rでも力強い動きで4コースから2着に入り、2走2連対スタートを切った。
「前半は足勝ちですね」とレース後には笑顔を見せた。「めちゃくちゃ出ています。出足は完璧です。すごい」と早くも上位クラスの仕上がりとなった。2日目の2走も上位着奪取に期待が懸かる。