
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
「レース足がいいです」。小林甘寧(こばやし・かんねい、21歳)=広島・134期・B2=が2日目、高配当の立役者を演じ、機力の良さもアピールした。
そのシーンは開幕戦の1R。大外から最内を差すと、じりじりと伸びて2Mは2番手旋回に成功。ただ後続にさばかれて2周HSでは3番手だったが、今度は前を行く中岡健人との差をじりじり詰めて逆転の2着。3連単は2-5-3の組み合わせで7万3350円の高配当を提供した。
展示の段階から、4種タイムのうち、展示、1周、直線の3項目がトップと際立っていた。レースを終えてみても「舟足はかなりいいです。乗りやすくてターン回りもいいと思います」と、相棒の47号機に太鼓判を押した。
8月の地元宮島でうれしい初勝利の水神祭を挙げた直後、30日のF休みに入り、今節の大村がそこからの復帰戦。「初勝利の勢いがそがれる感じでF休みに入ってしまいました。今節、1着を取って仕切り直したい」と意気込む。2日目の走りなら、その瞬間はもうすぐだ。
▼8R(小林甘寧) 木村光宏の前付け策でスロー水域が深くなりそう。
▼5R(谷津幸宏) 今節のスタート順位は1、2、1位と抜群の切れ。5コースからまたSを踏み込み、好角度でまくり差す。5-134-1234。
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先月の地元での水神祭に続き今節も1着を狙う小林甘寧