デビュー初優勝を目指す中北将史
強力な舟足を引っ提げて中北将史(40)=三重・107期・B1=がデビュー初Vへ向かう。
手にしたのは2節前に梶山涼斗が全体的にパワフル仕上げだった36号機。
迎えた4日目準優勝戦9Rでは2コースからしっかり差して2着を確保。2節前のびわこ以来、8度目となるファイナルの舞台に立つ。「先輩にペラのアドバイスをもらって叩いたら、4日 目が一番良かったです」と笑顔を見せた。
「3日目までは初動が良くなかったけど、そこが良くなりました。足は全体的に良くて上位。一番いいのは回った後の押しですね。Sも勘通り行けているし、やりやすいです」と機力も上位クラスにある。
優勝戦は5枠。「(初優勝へこれまでで)一番チャンスがある足だと思います。思い切っていきたいです」。念願の美酒を味わうことができるか。