
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

今節のここまで決まった逃げの本数は12本で、抜きを含めたインの1着数は13回で、節間のイン1着率は36.1%。まくりが13回と逃げの本数を上回っており、誰がどう見ても〝イン受難〟のシリーズとなっています。
現行の低出力型エンジンは〝良機シリーズ=イン受難〟の傾向ですが、なぜ〝良機シリーズ=イン受難〟かと言えば、現在の低出力型エンジンでは良機シリーズに出てくるようなパワーのあるエンジンでないとまくれないからです。
しかも、近況の当地は5、6日目に1号艇強豪番組を多く作って節間のイン1着率を一気に上げる傾向にあり、予選期間中はインの1着率が低いというのも今節の傾向と合致しています。

そこで、4日目番組の1号艇選手のイン実績表を見てみましょう。当地におけるインの信頼度の目安は、イン1着率70%以上&エンジン素性Bランク以上ですが、この両条件を満たすのは、11Rの今井貴士のみ。これを踏まえれば予選は最後までイン受難の傾向になる可能性が高そうです。