〈千葉・独自〉「キレやすい性格で先生からも呼びだされ…」昼から酒を飲んだ末に夫を刺した刺青ギャル母(27)卒業文集に書いた「わたしの宝物」と恩師の嘆き
〈千葉・独自〉「キレやすい性格で先生からも呼びだされ…」昼から酒を飲んだ末に夫を刺した刺青ギャル母(27)卒業文集に書いた「わたしの宝物」と恩師の嘆き

千葉市中央区の集合住宅で、夫の黒川真稀さん(28)が刺殺された事件。殺人容疑で送検された妻の黒川まみ容疑者(27)は、警察の調べに対し「育児への不満」や「生活費を巡る口論」を動機に挙げ、ネット上では多くの“同情の声”が集まっていた。

 

だが、黒川家と交流のある知人によると真稀さんは温厚な性格で子煩悩、事件当日もまみ容疑者は昼から酒を飲んでいた。「キレやすい性格だった」という中学時代の学校関係者の証言から、まみ容疑者の横顔を追った。

中学時代から「キレやすい性格だった」まみ容疑者

中学時代のまみ容疑者について当時を知るある学校関係者は「行事にも参加し、大縄跳びなどの競技も一生懸命。クラスの中で孤立していたわけではない」と振り返る。

まみ容疑者はソフトボール部に所属し、友人を思いやる一面もあったという。

中学校の卒業文集には学校生活を謳歌する様子が記されていた。

〈1年生の時は上野に行ってパンダに会いました。とってもかわいくてムギュっとしたくなりました♡(略)3年生では、修学旅行で男女仲良くできた事、ソフト部では劇をやって皆を楽しませたり……この中学3年間とても充実して良かった。大切な宝物になりました♡〉(原文ママ)

学校関係者が続ける。

「中学時代の彼女の印象としては、友達思いで、協調性もある子でした。クラスの中でみんなと一緒にディズニーのキャラクターのデザインを用いた掲示物を一緒に作ったりして、本当によく頑張っていた。行事にも一生懸命取り組んだりしていました。

ただ、すぐにキレるところはありました。

先生から強く注意されると反発してしまったり、持っていた教科書のようなものを投げたり、言葉遣いが悪くなったりすることもありました。『死ね』『オマエ」など、きつい言葉を使ってしまうこともありました。

そんな態度を受けて、『なんだこの生徒は』と思っていた先生もいて、指導のため担任や指導の先生によく呼び出されていました。そうして落ち着いて二人で話すといつもの彼女に戻る…そんな風に感情の起伏が激しかったと記憶しています」

まみ容疑者は看護師の母親と兄との3人暮らしだった。2000年代初頭から一家が住んでいた千葉市内の自宅近隣住民は、当時の様子をこう語る。

「ご両親は十数年前に離婚されており、小学生の頃からお母さんの姿しか見かけなかった。お母さんは本当に立派な方で、夜も看護師として一生懸命働いていた」

福祉の仕事に就いていたはずが…

母親が女手一つで育てた母子家庭。まみ容疑者の同級生は「母親は本当によく頑張っていたし、彼女も母親を困らせながらも中学までは一生懸命やっていた」と証言する。

一方で、同級生の目には、こんな家庭の影が映っていた。

「小学校の時は、服が毎日同じようなことがあった。小中学生はそういうことに敏感な時期なので、周囲から少し距離を置かれているようなところがあった」

中学校卒業後はまみ容疑者は県内の私立高校へ進学。しかし、この時期が彼女の人生の大きな転換点となったようだ。

まみ容疑者は、進学した高校を1年足らずで中退した。近隣住民は、その頃からの彼女の「変貌」を鮮明に記憶している。

「高校を辞めた頃から、素行が良くない印象に変わった。家の前には車高の低い車や、大音量で音楽を鳴らしたイカつい車やバイクが止まり、人の出入りも激しくなった」

同級生も同様の印象を語る。

「荒れたのは高校に入ってから。キャバクラで働いているという噂も聞いた。メイクも派手になり、夏場には露出の高い服を着て、刺青も見えていた」

かつての“恩師”は高校中退後、京成線・千葉中央駅近くの居酒屋でアルバイトをしていたまみ容疑者と再会したことがあった。

「通りかかったら彼女が店から飛び出してきて、私を呼び止めてくれた。私を慕ってくれていたんだなとうれしかったが、その後、お母さんから福祉の仕事に就いたと聞いて安心していた。刺青を入れたり、こうなったりするとは全く思っていなかった」

黒川家と交流のある真稀さんの妹の知人によると、事件当夜、まみ容疑者は昼間から酒を飲んでいたという。真稀さんが寝室へ戻った直後、一度隠された包丁とは別の刃物を持ち出し、制止する義妹を突き飛ばして凶行に及んだ。

中学時代から「キレやすかった」ギャルママは今何を思うのか――。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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