大型連休が終わり、各地の学校では遠足や校外学習のシーズンを迎えている。そんな中、SNS上では「遠足のおやつ代」をめぐる投稿が話題だ。
「100円まで」校外学習のおやつ代ルールに賛否
「新1年生の娘、校外学習のおやつルールが“100円まで”でびっくり!! この物価高の時代に100円で何が買えますか…?」
Xにこのように投稿した保護者の問いかけに対して、さまざまな声があがった。
「私なら駄菓子コーナーのを選ばせるかな」
「300円ですら少ないと思う時代に100円はきついですね笑」
「大袋のお菓子をバラすのはいかがでしょう?」
遠足や校外学習を前に、保護者を悩ませるおやつ選び。
小学生の兄弟を育てる母親は次のように話す。
「うちの子の学校は、遠足のプリントには持ち物の欄に『おやつ 食べ切れる量』とだけ記載されています。あとは口頭で『グミと飴はダメ』と言われたみたいです。
子どもによれば、小袋包装のクッキーやスナック菓子を持ってきている子が多いようです」
また、ある40代の母親も、遠足での“NG行為”について子どもから説明されたという。
「小2の子どもがもうすぐ遠足ですが、しおりを見たら『食べられるだけ』と書いてありましたね。
それとお弁当とお菓子ともに、お友だちとの交換は絶対にだめと先生から言われたみたいです」
ほかにも「飴やガムは持ってこない」「300円以内」とする学校や、中にはおやつ自体が禁止とされているところもあるようだ。
かつて税抜きで10円だった「うまい棒」(やおきん)も、2度の価格改定を経て今では15円で販売されている。物価高の影響は菓子類にも及んでいる。
さらに、学校現場では食物アレルギーへの対応強化も課題となっている。
文部科学省は、学校給食における食物アレルギー対応について、平成20年以降ガイドラインに基づく取り組みを進めてきたが、児童の死亡事故などを受け、関係機関と連携しながら再発防止策を進めている。
遠足のおやつを「配布制」にした福岡市の場合
こうした中、遠足のおやつを「配布制」にしているのが福岡県福岡市だ。その経緯について市の担当者は次のように説明する。
「もともと福岡市では、運動会や遠足などの学校行事で給食が食べられないときに『特別食』という形で給食の代わりの食事を提供しています。
その一つとして遠足のお菓子セットがあります。遠足当日は基本的に各家庭でお弁当を持ってきていただくため、給食が食べられない代わりにお菓子セットを配布しているという形です」
担当者によれば、この制度は数十年前から取り入れているという。
市内全校で実施することは可能だが、実際に特別食を発注したり子どもたちに配布したりするかどうかは、各学校で判断しているそうだ。
「学校行事の中で食事をする時間を取るのか、おやつを食べる時間を取るのかなどについては、行事ごとに学校がその必要性を判断したうえで発注しています。
こちらから『すべての学校で配布してください』という形では行なっていません。配布していない学校もあります」
全国的にも珍しい取り組みだが、利点も多いと担当者は説明する。
「もともとは、給食を提供しない日の分まで給食費を徴収しないようにする目的で始まった取り組みでした。
今はそれに加えて、家庭の事情によって子どもたちが持ってこられるお菓子の内容にあまり差が出ないようにする、という利点もあります。
また、食物アレルギーへの対応もあります。お菓子セットは(遠足の)前日に配布して、各家庭でアレルギーチェックをしていただきます。
個別で用意すると子どもたち同士でお菓子交換が発生したりしますが、そういう面でも利点はあると考えています」
「自分で選びたい」「助かる」…児童や保護者からはさまざまな声
では、肝心のお菓子の内容はどのようにして決めるのだろうか?
「お菓子の内容は、子どもたちが好きそうなものやアレルギーの有無、あと福岡市の場合は小学校だけで146校あるのですが、遠足の時期は大体集中しますので、そもそもメーカーさんがその期間に提供できるかどうか、などの点を踏まえた上で、お菓子の組み合わせを教育委員会のほうで考えて、いくつかのパターンでセットを作ります。その中からそれぞれの学校が選ぶような形をとっています」
この「配布制おやつ」に対して、児童や保護者からの反応はさまざまだ。
「決められた予算内でご自分の家庭で選びたいという声もありますし、逆にみんな同じ内容で助かっているという保護者の声もあります。
先ほども申し上げたように、特にアレルギーや家庭の事情によって差が出ないという面では確かに利点があると思っています」
同市では、今後もこの施策を続けていくと担当者は話した。
こうした取り組みを行なう自治体がある一方で、多くの家庭では、限られた予算の中で工夫しながら遠足のおやつを準備しているのではないだろうか。
子どもたちが楽しみにしている遠足のおやつタイム。親子で相談しながらおやつを選ぶ時間は、子どもにとって小さな学びや思い出にもなりそうだ。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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