カターレ富山は24日、MF佐々木陽次が2025シーズン限りで現役を引退すると発表した。

サポーターに別れ 富山MF佐々木陽次、引退発表

1992年生まれの佐々木は、富山市出身で173センチ・68キロのMF。

2025年シーズン終了をもって、プロキャリアに幕を下ろす決断を下した。佐々木は新庄スポーツ少年団から富山北FC、FC東京U-18、東京学芸大を経て、2015年に徳島でプロデビュー。その後、2017年に富山へ加入し、背番号7として長年チームを支え続けてきた。9月24日時点での成績はリーグ通算171試合24得点、公式戦通算186試合30得点となっている。

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コメントでは「どんな状況でも富山のために戦ってきた。最後まで変わらず力を尽くす」と語り、残留争いの中でクラブへの強い責任感を示した。地元出身選手として積み重ねた歩みは、サポーターにとって大きな存在であり、クラブの歴史に深く刻まれている。富山は残留に向けた重要な終盤戦を控えており、佐々木は引退まで全力を尽くす姿勢を強調。「最後まで熱い応援を」と呼びかけており、ホーム最終戦ではその勇姿に大きな注目が集まることになりそうだ。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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