「Amazon」のニュース (6,765件)
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政治の風圧にさらされた思想の漂流
『ハロー、ユーラシア21世紀「中華」圏の政治思想』(講談社)著者:福嶋亮大Amazon|honto|その他の書店◆政治の風圧にさらされた思想の漂流米中の覇権争いが激しさを増すなか、帝国化する巨大国家に...
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相撲を愛する者にしか書けない珠玉の言葉
『のこったもう、相撲ファンを引退しない』(ころから株式会社)著者:星野智幸Amazon|honto|その他の書店小説家・星野智幸さんの相撲エッセイ。なんというタイミングだろう!と思いながら読む。大相撲...
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救命センターでの実録を通じ、命と死の本質を考えさせる一冊
『救命センターカンファレンス・ノート』(集英社)著者:浜辺祐一Amazon|honto|その他の書店◆抽象化された死、感覚界に引き戻す一貫した筋を追ったという本ではない。しかし救命センターのカンファレ...
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ドラマ「沈黙の艦隊」を手掛けた映像プロデューサー・早川敬之 日本のコンテンツ産業に希望の光「今、エンタメ立国に向かっていく最初のフェーズにいる」
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」レギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYOFMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉...
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この素敵滅法界に飛び込みたい!
『文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ!』(ソニー・ミュージックソリューションズ)著者:ジャスパー・フォードAmazon|honto|その他の書店この原稿を書いている十一月初旬という...
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気候変動時代の生存戦略! ソロモン諸島の知恵と人類学的思考が未来を照らす
『大地と星々のあいだで生き延びるための人類学的思考』(イースト・プレス)著者:橋爪太作Amazon|honto|その他の書店◆元々荒々しく暴力的な自然と暮らす暑い!ラジオから流れるニュースは、いのちを...
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民主主義とは何か? 戦後教科書が語る、個人の尊厳と主体的行動の重要性
『民主主義〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版』(幻冬舎)著者:文部省Amazon|honto|その他の書店◆安保法制、改憲議論を始める前に昨年秋、安保関連法案を審議中の国会前に、...
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無文銀銭から皇朝十二銭までの古代国家の貨幣政策の変遷を究明
『富本銭と謎の銀銭:貨幣誕生の真相』(小学館)著者:今村啓爾Amazon|honto|その他の書店◆和同開珎は日本最古の貨幣なのか今から二年前の正月(ALLREVIEWS事務局注:1999年)、奈良県...
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魚の知能が常識を覆す! 自己認識能力を解明した動物認知研究の最前線
『魚にも自分がわかる――動物認知研究の最先端』(筑摩書房)著者:幸田正典Amazon|honto|その他の書店◆鏡で二度見して確かめる衝撃「ほんまかいな」。著者の語り口につられて、思わずこんな言葉が口...
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世界はすべて「校正」でできている
『ことばの番人』(集英社インターナショナル)著者:髙橋秀実Amazon|honto|その他の書店◆世界はすべて「校正」でできている俗に、「校正恐るべし」という。いくら目を凝らして文章の校正をしても、必...
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大正期の経営近代化が伝える教訓、不確実性への対処が企業の本質
『感染症と経営:戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか』(中央経済社)著者:清水剛Amazon|honto|その他の書店◆不確実性への対処が企業の本質新型コロナウイルス感染症で緊急事態宣言が発出...
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民主主義(デモクラシー)を「人間社会」の到達点として語る
『「社会」の底には何があるか底の抜けた国で〈私〉を生きるために』(講談社)著者:菊谷和宏Amazon|honto|その他の書店◆腕っぷしが幅利かせる国際政治ときどき子供の頃を思い出すと、とくに男児の世...
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生きて、仕事を続ける勇気。映画に興味のある若い人にぜひ読んでほしい
『孤立、無援』(ぴあ)著者:阪本順治Amazon|honto|その他の書店勇気をあたえられる書物だ。生きて、仕事を続ける勇気。映画に興味のある若い人にぜひ読んでほしい。助監督時代、子供たちが寒い海に入...
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「ジャパン・フィルター」で外来の文化、普遍的なものを独自に昇華
『日本文化の核心「ジャパン・スタイル」を読み解く』(講談社)著者:松岡正剛Amazon|honto|その他の書店「編集工学」のパイオニア松岡正剛氏が日本文化に斬り込む。≪日本文化はハイコンテキストで、...
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中国哲学史を批判的に検討、独自の思想体系を解き明かす一冊
『中国哲学史-諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで』(中央公論新社)著者:中島隆博Amazon|honto|その他の書店◆共振作用による思想体系の変遷中国において、物事の本質を究めようとする知的探究が...
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今すぐダイソーへ急げー!Amazonの約半額じゃん…知ってる人は買い占めたくなるお得商品
お部屋を良い香りで満たしてくれるルームフレグランス。色々な商品が発売されていますが、消臭機能に定評のある有名ブランドのディフューザーを、ダイソーの掃除用品売場のあたりで発見。爽やかな香りが抜群に良くて...
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政治論であると同時に、みごとな日本学入門
『日本の政治』(東京大学出版会)著者:京極純一Amazon|honto|その他の書店山崎ご承知のように、著者は日本を代表する政治学の第一人者ですが、その人がいわば研究生活の中仕切としてまとめた本です。...
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フランス語ラップの社会背景 パリ郊外に暮らす移民との深いかかわり
『魂の声をあげる現代史としてのラップ・フランセ』(アプレミディ)著者:陣野俊史Amazon|honto|その他の書店◆政治と異なる言葉と音楽で意識を覚醒ラップ・フランセ、すなわち英語ではなくフランス語...
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家事掃除アドバイザー・藤原千秋プレゼンツ!今年使ったお掃除グッズおすすめベスト5!
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る...
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戦争への深い後悔や亡き文人への哀惜底に 落ち着いた呼吸が感じられるエッセイ
『時のながめ』(新潮社)著者:高井有一Amazon|honto|その他の書店◆戦争への深い後悔底に高井有一のエッセイ集。高井の小説は少なからず読んできたが、エッセイ集を読むのは初めてだった。エッセイ一...
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小袋成彬、3年ぶりのフルアルバム『Zatto』リリース&2025年に全国ツアー開催
小袋成彬が2025年1⽉15⽇(水)に3年ぶり4枚目となるフルアルバム『Zatto』をリリースする。ロンドンでの生活を通じて得たインスピレーションの集大成小袋のキャリアで初めての自主リリースとなる本作...
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「いいね」されたら景品GET? 怪しさ満点のXアカウントにホイホイついて行ってみた
Xの通知欄にときどき現れる、謎のアカウント。アイコンはさまざまですが、基本シンプル。アカウント名は、かつては「公式」でしたが、最近では記号だったり、絵文字だったり細かく変化しています。そのアカウントが...
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台湾の現代小説。クラシックの名曲が随所に登場、音楽と人生が重なり合う立体的な物語
『ピアノを尋ねて』(新潮社)著者:クオ・チャンシェンAmazon|honto|その他の書店台湾の現代小説。「わたし」は幼いころ天才音楽家と呼ばれていたが、ピアニストへの夢は破れ、いまは調律師をしている...
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(年の瀬の)昼下がりに思う、バンド活動と研究活動の共通点【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】
バンドの音楽活動とアカデミアの活動は、実は共通点が多い!?連載【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】第83話バンドのような音楽活動とアカデミアでの研究活動は、実は結構似ているのではないか?筆者が折...
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偶然性と他者性が生む奇跡的瞬間
『他なる映画と1』(インスクリプト)著者:濱口竜介Amazon|honto|その他の書店◆偶然性と他者性が生む奇跡的瞬間評者は精神科医ではあるが、某老舗映画誌で一〇年以上も映画評を連載している。最近の...
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奈良時代にもあったインスタント食品? 平城京の僧侶たちの意外な食生活とは
『古代寺院の食を再現する:西大寺では何を食べていたのか』(吉川弘文館)Amazon|honto|その他の書店◆〈日本人と食〉への新たな視座日本仏教の黎明期を彩る古代寺院で、僧侶たちはどのように暮らし、...
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明治維新の社会変革を官と民の関係に焦点を当てて描いた異色の維新史
『維新の構想と展開日本の歴史20』(講談社)著者:鈴木淳Amazon|honto|その他の書店◆官による変革に民はどう対応したか維新の時代を描く場合、その政治の激動を中心に描くのが普通である。西郷や大...
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無印のコレ本気でおすすめ!お願いだからずっと売っててほしい!マニアが溺愛するアイテム5選
日用品から衣類、コスメ、食品など…さまざまな物が揃っている無印良品。優秀なアイテムがたくさんありすぎて、どの商品を買ったらいいか悩んでしまいますよね…!そこで今回は、無印マニアが溺愛するおすすめアイテ...
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睡眠制御のメカニズム、覚醒物質に注目 現代社会の難問解決に示唆を与える一冊
『脳は眠りで大進化する』(文藝春秋)著者:上田泰己Amazon|honto|その他の書店◆「難攻不落」に新発想で挑んだ軌跡熱帯夜が続き、寝不足になりがちなこの頃だ。よい睡眠が健全な心身を支えていること...
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毎年一件の殺人事件が発生する町、アメリカを茶化す手つきに黒い笑いを誘発される作品
『連続殺人記念日』(東京創元社)著者:デイヴィッド・プリルAmazon|honto|その他の書店アメリカ人は時々すごくグロテスクな冗談を思いつく。たとえば、葬儀産業。生前の姿に近くするために遺体防腐処...