斎藤工窪田正孝が共演する日本テレビ系ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(2016年1月スタート)に、女優・長谷川京子の出演が決定した。長谷川は、斎藤演じる主人公・火村を狂わせていくカリスマ的犯罪者・諸星沙奈江を演じる。


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 原作は、有栖川有栖による小説「作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)」。究極の犯罪に陶酔する犯罪学者の主人公・火村英生と、彼の葛藤と脆さを救おうと使命感を持つ小説家・有栖川有栖が、互いの欠点を補い合いながら犯罪捜査を繰り広げるミステリーだ。

 本作で長谷川が演じるのは、世の中を震撼させている凶悪犯罪組織・シャングリラ十字軍の指導者。自らは手を下さず構成員の心を巧みに操ることに長け、あることがきっかけで出会った火村の運命を狂わせていくという、物語のキーパーソンである。

 長谷川は「犯罪組織の首謀者、という今までなかった役をいただきとても新鮮な気持ちです」と新たな役どころへの挑戦を喜び、「ある意味、正解がなく制限のない役柄なので、自分の価値観や先入観にとらわれず、広く考えて役作りしていきたいです」と意気込みを語った。

 また、初共演となる斎藤については「ナイスガイ、という印象ですね。
以前、現場に行く日ではない時に差し入れをしたことがあって、それをたまたま斎藤さんが知ったらしく、後日御礼の言葉をいただきました。そういうことをしっかり覚えていてくださって嬉しかったですし、きちんと面と向かってお言葉をかけてくださる誠実な方なんだなと思いました」と振り返り、「私の周りで斎藤さんと共演した人は、みなさん、面白く話しやすい人だと言っていたので、楽しみにしています」と、期待を寄せている。