8日、都内のレストランで「結婚報告会」を開いていたことが報じられた女・杏と俳優・東出昌大。今年7月にスタートしたオムニバスドラマ『おやじの背中』(TBS系)の第7話では、杏の父で俳優の渡辺謙と東出の共演が実現し、話題になった。



「渡辺と東出が共演した回の脚本を担当したのは『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)などで知られる山田太一氏で、サブタイトルは『よろしくな。息子』と、かなり意味深。東出を共演に指名したのは渡辺だったそうで、まるで、現場では“娘にふさわしい男かどうか”を面接しているような感じだったという。渡辺は、演技に悩み頭を抱えていた東出に、率先して細かくアドバイスしていたという。どうやら、娘にふさわしい男として認めたようだ」(TBS関係者)

 父からは杏の結婚に“ゴーサイン”が出たようだが、現在の杏はすっかり所属事務所の看板女優に上り詰めてしまった。

「以前は、佐々木希が看板だったが、演技がヘタだったため早々と女優失格の烙印を押されてしまった。
そんな中、杏が昨年のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』でヒロインに抜擢され、大ブレーク。一気に国民的女優にステップアップした。いまや杏のCMギャラは上戸彩石原さとみ菅野美穂らと同じ1本6,000万円のランクに跳ね上がり、10社以上のCMに出演している」(芸能デスク)

 仕事の実績を見ても、そろそろ事務所が結婚を認めてよさそうなものだが、実は思わぬところからストップがかかってしまっているというのだ。

「杏はもともと、大手芸能プロに所属していたが鳴かず飛ばずで、両親の離婚裁判もあって退社。単身海外に飛んで、モデルとして活躍してから現在の事務所に入った。その後、手塩にかけて育てたのが現在のチーフマネジャーで、とにかく仕事にマイナスになるようなことは一切排除している。
その人物が現時点での結婚はマイナスになると考えているようで、1人だけ強硬に反対している。確かに、今のところ東出は杏と共演して交際に発展した『ごちそうさん』の“貯金”で仕事が来ているが、なかなか演技が上達せず、来年以降も今年のようにオファーがあるかといったら微妙。そのあたりも杏を結婚させられない不安要素のようだ」(女性誌記者)

 とはいえ、杏と東出は人目をはばからず自宅近くでデートを楽しむなど、もはや夫婦同然。結婚を認めさせるには、東出のさらなる努力が必要なようだ。