「いまや、陰では『あのハゲ』呼ばわりですよ。『座っているだけで何もしない』とレッテルを貼られてるようです。

何かすればすべて裏目に出てるので、制作会社側も『早く辞めてもらいたい』と漏らしているようです」(フジテレビ関係者)

 この春から安藤優子キャスターと、俳優の高橋克実をメーンMCに据えた情報番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)。放送前は裏番組になる日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』の強力なライバルになるのではと目されていたが、視聴率が1%台を記録するなど低迷にあえいでいる。

「先日も、故・萩原流行さんの奥さんの会見や、SMAP中居正広さんの囲み会見でも業界の“ルール違反”をしたり、もうなりふり構っていられないという感じで、現場でもかなり評判が悪いみたいです。現場を統括したり事務所と交渉を行ったりする芸能デスクもおらず、現場の指示系統もきちんと整ってないようですよ」(他局ワイドショースタッフ)

 そんな中で、メインMCのひとりでもある高橋克実の“主演”ドラマ『僕らプレイボーイズ 熟年探偵社』(テレビ東京系)が7月から始まることで、ますます現場はしらけムードだという。

「『片手間でMCやってたんだな』ってこぼす人が多くなりましたね。一部の人はまだ『橋下徹大阪市長を番組に呼べれば、数字がアップするんじゃないか』とか、どうにかしようと話し合っていますが、そんな中、他局で主演ドラマをやられてはね。
先日も『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)で“『グッディ!』を、なんで引き受けたんだろう……”って言ってましたよね。冗談でも、このタイミングで言われるとスタッフのヤル気はそがれますよ」(番組スタッフ)

 混迷を極めるフジテレビに、番組名でもある“グッディ”な日が訪れることはあるのだろうか――。