写真誌「フライデー」(講談社)でコカイン吸引疑惑が報じられ、芸能界を電撃引退した元俳優の成宮寛貴だが、告発者の友人男性はTwitterのアカウントやブログを開設するなど騒動を広げている。そんな中、後付けで聞こえてくるのが、関係者からの“成宮の振る舞い”についてだ。
2014年3月、人気ドラマ『相棒 season12』(テレビ朝日系)の収録で成宮と接したという撮影スタッフの女性は「成宮さんは、相手によって態度をかなり変える人だった」と話す。収録は、東京・墨田区のロケ地で行われたというのだが、「途中、成宮さんがふてくされて『帰る』と言いだしたことがあった」という。
ドラマで成宮は非常に重要な役どころとあって、主演の水谷豊もかなり気を配っていた様子だったという。それで調子に乗ったのか、「撮影が予定より1時間ほど遅れていたことに腹を立て、成宮はスタッフを怒鳴り散らしていた」と女性。
「スタッフが撮影について相談していると、『無駄にしゃべってんなよ。これ以上(時間が)押すなら帰るから』と言いだしたんです。
こうした手のひら返しは、その後も続いたという。
「ある日、食事シーンの撮影が築地のウナギ店だったんで、昼食もそこでとることになると、成宮さんは機嫌が悪そうに『ウナギなんて食べたくない』と言いだして、スタッフを困らせたんです。ここでも水谷さんたちが姿を見せると、急にニコッとして『いただきます!』と豹変。相手を見て態度を変えるので、スタッフからはカメレオンと名付けられていました」(同)
こういう舞台裏の二面性がささやかれるタレントは、成宮ばかりではない。
海外にいるとされる成宮が、こうした話を聞いて「また裏切られた」と思わなければよいのだが……。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)