アイドルユニット「ももいろクローバー」の全国ツアー「ももクロ新春スペクタクルツアー ミライボウルがやってきた。」が始まっている。1月22日にはZepp Osakaでライブを行い、アニメ「ヨスガノソラ」のED曲「ピンキージョーンズ」や3月9日発売の「Chai Maxx」などを披露。
新譜「ミライボウル」のPVも初公開し、ファンを沸かせた。

「ももいろクローバー」は昨年5月に発売した「行くぜっ!怪盗少女」がオリコンデイリー1位を獲得。2010年12月に行った日本青年館のライブチケットは30分でソールドアウトだった。ポストAKB48ともいわれネクストブレイクアイドルとして注目されている。

今年2月25日には「神聖かまってちゃん」とのツーマンライブや、斉藤和義・難波章浩らが出演する4月17日「ザンジバルナイト in 野音2011」への参加も決まっており、アイドルライブの枠を超えた活動もしている。

22日のZepp Osakaでは昼夜2回公演が行われた。現地でライブを見た後、ファンの方に話を聞いたところ「関東からきている人も多いけど関西のファンも増えている。今回のライブでももクロを初めて見た人もいる」とのこと。

リーダーの百田夏菜子は「いつも思うんですけど関西のノリは本当に大好きだなって思います」と関西のファンに挨拶。「アイドルは向いていなかった」と告白し突然の脱退宣言をした早見あかりも「やっぱりさ、ライブいいよ。Zepp最高!」と笑顔で声援に応えた。

■ももクロのライブは何時間でも見たいんだよ!
今回のライブでは会場がZepp Osakaと聞いて大規模なライブを期待していただけに昼は10曲、夜はアンコール含め12曲という曲数は少々残念だった。
なにせ”ももクロ"はインストアライブでも7-8曲を歌うことが普通なのだ。

ライブ時間や曲数に関して「ものたりない」というファンの声があった。この不満はももクロのライブパフォーマンスが”もっと見たい!”というレベルになっている証拠だ。

インストアライブや小さなライブハウスでの小規模イベントが多かったももいろクローバーだが、今後はどんどんガッツり歌とダンスを楽しめるライブを増やしていって欲しい。

■弱冠14歳の佐々木彩夏がプロすぎて震える!
ももクロ最年少の14歳、「あーりん」こと佐々木彩夏が好きだ!

これまで可愛らしい面ばかり見せていた佐々木彩夏が今回のライブでは3枚目なことも進んでやるようになっていた。ライブ中のMCでは、早見あかり「あーりん、変なこと苦手だったのに普通にできるようになったよね」、佐々木彩夏「脱皮したの」と返す。

メンバーの早見あかりの脱退について思いをつづったブログでは、前を向いている佐々木彩夏の心が書かれている。

「脱皮したの」という言葉も、早見あかり脱退を受け止め、次のももクロに必要なモノを考えての答えなのだろう。上を目指し、そして何をするべきかを考えて実行する。そんな佐々木彩夏のモチベーションとプロ意識の高さに驚かされた。


■「ミライボウルツアー」は始まったばかり
全国ツアー「ももクロ新春スペクタクルツアー ミライボウルがやってきた。」は始まったばかり。大きな会場では、2/12(土) Zepp Nagoya、2/13(日) 横浜BLITZ、3/06(日) Zepp Tokyoがあるし、インストア系のイベントも10箇所以上を残している。
詳しくはスケジュールページをご参照。

「ミライボウル」のPVもYOUTUBEで公開されているので、ぜひ見てもらいたい。クセのある曲だけど聞いていると抜け出せなくなる魅力的な歌だ。

そしてハマった人はライブへ行こう!ももクロライブは楽しいよ!(ノトフ)
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