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今夜金曜ロードSHOW「ルパン三世 カリオストロの城」のクラリスはいかに衝撃的存在だったか

2015年1月16日 10時50分 ライター情報:たまごまご
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今夜放送「ルパン三世カリオストロの城」。見どころはやっぱクラリスでしょう。79年当時、クラリスを巡ってアニメファンは大騒ぎでした。

[拡大写真]

今夜の金曜ロードSHOWから三週に渡って「ルパン三世」映画名作選が放映されます。
トップバッターはもちろん「ルパン三世 カリオストロの城」
たまには「ルパン三世VS複製人間」も放送してほしいなー。

宮崎駿は、これが映画としては初監督。
製作期間半年以下という超無理やりスケジュールな作品。宮崎長編アニメは基本シナリオなしで絵コンテから作ります。ただしカリオストロの城のみ、シナリオがあります。
ルパンのジャケットが赤から第一期の緑に戻されていたり、車もアルファロメオから一期後半のフィアットに戻ってたりと、コネタの多い作品です。この映画のヒットで、ルパンはフィアットのイメージが完全に定着しちゃいましたね。

さて、今となっては有名なこの作品。興行成績自体はそこまで振るいませんでした。
しかし「これはすごい」と、アニメ関係者とアニメファンが猛烈に食いついた。
特に多くの人の目を引いたのがクラリス

75から80年くらいにかけて、「ロリータ・コンプレックス」の語が、アニメファンの間に広がり始めました。
当時は自分たちを「ビョーキ」と自虐的に呼びあい、いかにマニアックかを楽しみました。
もちろん当時「おたく」という言葉はありません。

この流れで燦然と輝いたのがクラリス
「カリオストロの城」がテレビ放映(80年12月)されてからというもの、多くのファンの心を鷲掴み。
ルパンがカリオストロ伯爵に「妬かない、妬かない、ロリコン伯爵!」と叫んでいることから、「クラリスを好きなアニメファンはロリコンである」という常識が出来上がりました。

アニメージュ82年4月号には「ロリコントランプ」という、ウソみたいな付録がついてきたこともあります。
中身は吾妻ひでおのキャラをはじめ、ラムちゃんからじゃりン子チエまで。そして、クラリス

1980年にはさえぐさんじゅんが同人誌「クラリスマガジン」を創刊。
コミックマーケット準備会代表の米沢嘉博が「病気の人のためのマンガ考現学」で、病気としてのロリコンについて語るほど浸透していきます。「病気」は疾患ではなく、「おたく」とほぼ同義。
1981年アニメック17号では、カリオストロの城特集が組まれ、表紙には「”ろ”はロリータの”ろ”」とデカデカと載っていました。
特集記事の中では、「クラリスマガジン」も掲載。

ルパンが「今はこれが精一杯」といって幽閉されたクラリスに万国旗をつなぐシーン。
紳士的なシーンです。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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