ローカロリーかつヘルシーと、意外な日本の食べ物がいまや米国で大人気。それは、抹茶と海藻です。

ドリンクやスイーツ、サラダやトッピングなど、もはやメジャー級に海外の食卓で活躍しています。

抹茶と海藻に続くスーパーフードがくる

でも、これらはわたしたち日本人からすると、入手が困難なものでも、めずらしいものでもありません。

注目すべきは、2017年度にブームがくるであろうと言われているスーパーフード。海藻の仲間のスピルリナとお茶として飲まれているモリンガです。

NASAのお墨付きビューティフード「スピルリナ」

まずは、わかめや昆布などの海藻に似ている「スピルリナ」と呼ばれる青緑色の単細胞藻類。

スピルリナは完全タンパク質であり、8つの必須アミノ酸を含みます。

鉄分、βカロチン、葉緑素、抗酸化物が豊富で、カルシウム、マグネシウム、カリウムとともにオメガ3&6必須脂肪酸を含みます。

さらにビタミンB5、B1、B2、B3とB12があり、母乳に次いで抗炎症性が豊富だと言われています。

「mbg」より翻訳引用

ヘルシーフードの記事を書くことが多いわたしも、ここまで栄養素が並べられるものはそうそうお目にかかりません。当然のことながら、世界機関からもすでに注目されている様子。

栄養があるので、NASAでは宇宙飛行士のミッション中の食物として採用されています。

「mbg」より翻訳引用

NASAのミッション中の食料として認められるということからも、相当栄養価が高いことがうかがえ、成分が豊富であれば当然のことながらたくさんの効能が期待できます。

肌、髪、爪にアプローチ、ダイエットにも

・ ウェイトロス(減量)

・ 脳機能の向上

・ 目・歯の健康強化

・ 美肌、美爪、美髪の効果

・ がん予防

・ 高血圧・コレステロール予防

など

「STYLECRAZE」より翻訳引用

これは、アラフォー女性が欲しいビューティ&健康要素がすべて詰まっています。日本では粉末状になっているものがメジャーですが、飲みなれない人はタブレット状のものもあります。

最近、疲れがひどくて不調続きのわたし。さっそく、タブレット状のものを手配しました。

命の茶葉「モリンガ」

お茶やスパイスとして食されている植物「モリンガ」。海外サイト「BRIT+CO」によると、世界の抹茶ブームはまだまだ続いているものの、スポットライトはこの「モリンガ」に徐々にシフトしているとのこと。

モリンガは、収穫されても数か月間は新鮮なままで、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、葉緑素、アミノ酸などの栄養素を逃がしません。さらに乾燥させたものは、新葉よりも10倍の栄養価にもなるそうです。

「STYLECRAZE」より翻訳引用

まず、モリンガの鮮度は長期で持続されるということ、さらに乾燥して日持ちをさせればさせるほど栄養価が10倍も高くなるという驚きの特徴があります。

もともとインド、パキスタン、バングラデシュで栽培されていたのですが、繁殖させやすいこともあり、いまや世界で広く栽培されているそうです。

エイジング対策だけじゃない。モリンガの魅力

そんな命を繋ぐモリンガ。

期待できるパワーは以下のとおり。

・ スタミナ

・ 免疫向上

・ デトックス

・ 抑うつ

・ 美髪・美肌

アンチエイジング

など

「STYLECRAZE」より翻訳引用

こちらも、働く女性に欲しい効果が総ざらい。スタミナ不足を感じると、仕事への支障はもちろん、肌や顔つきにも出てきます。パワーチャージされることで、やる気や美しさもきっと引き出されるはず。

お茶として飲まれることが多いモリンガですが、粉末やタブレット、オイルなども販売されています。

抹茶や海藻で育ってきた日本人だからこそ受けいれやすい進化するスーパーフード。

美しさも健康も両方目指したいわたしたちにまさにぴったりです。

[mbg, BRIT+CO, STYLECRAZE]

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