釜山は2026年7月21日から31日まで、ユネスコ世界遺産委員会第48回会合を迎え、街全体が国際文化の祭典へと変貌している。会場となるBEXCOでは韓国文化財庁が主導する「K-Heritage House」が設置され、韓国の世界遺産や記録遺産を紹介する展示が行われている。
韓国政府公式サイト「コリアネット(Korea.net)」によれば、同館では45点に及ぶ展示や体験型プログラムが用意され、来場者は無形文化遺産の実演や工芸体験を通じて韓国文化の奥深さに触れることができる。

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 「アジュプレス(Aju Press)」は、今回の委員会には196か国から約3000人の代表や専門家が参加すると報じている。会期中、BEXCOでは高さ9メートルのメディアポールを用いた没入型映像展示が行われ、華城や書院など韓国の世界遺産の美を映し出す。さらに、来場者はKフードや伝統市場の体験、現代的に再解釈された文化商品を販売する「K-Heritage Store」で買い物を楽しむこともできる。

 韓国観光公社「ビジットコリア(VISITKOREA)」は、現地プログラムとして朝鮮王朝の威厳を再現した守門将交代儀式や王室散策イベントが予定されていると伝える。無形文化遺産のライブ公演や職人による工芸実演も行われ、訪問者は韓国文化を五感で体験できる。さらに、全国の世界遺産保有都市による広報館や、未来の文化財保存政策を紹介する展示も併設され、韓国遺産の過去・現在・未来を総合的に示す場となっている。

 市内各地でも関連イベントが展開される。釜山映画の殿堂では「世界遺産と映画」をテーマにした旅行映画祭が開催され、世界遺産を舞台とした作品が上映される。釜山博物館では「朝鮮の記録と文化―永遠の遺産」と題した特別展が開かれ、朝鮮王朝実録や御宝印などが展示されている。さらに「釜山戦時首都遺産ナイト」では、影島大橋周辺を巡る夜間ガイドツアーが行われ、戦時首都としての歴史を体感できる。

 この夏の釜山は、ユネスコ委員会に加え、8月には「世界図書館情報会議」や「国際仏教博覧会」なども予定されている。
アジュプレスによれば、図書館会議には150か国以上から専門家が集まり、AI時代の図書館の役割を議論するという。仏教博覧会では伝統工芸や寺院料理、瞑想文化が紹介され、幅広い層に仏教文化を開放する。

 釜山は今、世界遺産委員会を契機に、韓国文化の多層的な魅力を世界へ発信する都市へと変貌している。王室文化の再現から最新メディアアートまで、過去と未来をつなぐ多彩な催しが、国際都市としての存在感を一層高めている。
【編集:af】
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