そんな中、韓国の仁川国際空港では、旅行客ではなく、人権団体の支援を背景にしたホームレスが大量に集まっている。
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最初のホームレスは迷いもあったはずだ。しかし、この猛暑で日陰を選んで寝泊まりしても熱中症で命を落としては意味がない。命と迷惑を秤にかければ、命の方が重い。一人、二人、三人と空港での滞在がうまくいけば、他のホームレスも続く。
当初は遠慮がちだったが、今年は旅客用の椅子に布団や荷物を広げ、堂々と寝泊まりする姿が目立つ。カフェでは充電を注意されることが増えたが、空港内ではコンセントを自由に使いこなしている。
多目的トイレでは服を脱いで体や髪を洗い(ストーマー用の簡易シャワーがある)、洗面台で足を洗い、洗濯まで行う。広い空港内の移動に間に合わなかったのか、清掃直後のトイレで失禁してしまう例もある。
彼らは空港に「お金を落とさない」。空港は本来、1ウォンでも支払う利用客のための施設であり、通常の使い方をしてもらえれば温情もあり得るが、現状はそうではない。
空港側は衛生上の問題を理由に、法的な退去命令を出している。
しかし「では路上で死ねというのか」と反発する弱者の背後には、常に人権団体がいる。慰安婦支援団体をはじめ、韓国には多様な人権団体が多数存在しており、その影響力は小さくない。
支援団体は、空港が協力しないなら仁川市と空港公社に対し、住居・福祉・医療の支援策を整えるよう強く要求し、一歩も引かない姿勢を示している。
日本では郵便局や一部コンビニが「安心して涼んでいってください」と場所を提供する例がある一方、ほぼ24時間営業のコインランドリーは監視カメラを備え、利用者以外の立ち入りを禁止している。
「洗ってますから」と言いながら、洗濯機も乾燥機も動いていないのに昼寝している人々が多いのも現実だ。
これは韓国だけの問題ではない。世界中で、ホームレスの居場所と公共空間のあり方が問われている。
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