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JAM Project(影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろし・奥井雅美・福山芳樹)、GRANRODEO、梶浦由記 –FictionJunction-などのベテランから、石田燿子、玉置成実、春奈るななどの海外でも人気のシンガー、ネットで人気のバーチャル系アーティストや新人シンガーなど、アニメ&ゲームソングを中心に活躍する多彩なアーティストとクリエイターが集う 音楽プロダクション「HIGHWAY STAR」。そのHIGHWAY STARが主催するライブフェス“HIGHWAY STAR PARTY 2026”が、7月25、26日の2日間、Shibuya LOVEZ OPENING SERIESとして開催された。


2022年からスタートし、今年で4回目となる“HIGHWAY STAR PARTY 2026”には、HIGHWAY STAR所属/業務提携しているアーティストとグループ会社などの関連アーティストが、今年東京・渋谷にオープンしたばかりの新ライブホール・Shibuya LOVEZに集結! 2日間に渡ったバラエティ豊かなステージを振り返る!

TEXY BY 阿部美香(DAY 1)、澄川龍一(DAY 2)

■DAY 2のレポートはこちら

DAY1のハウスバンドを担当したのは、GRANRODEOライブメンバー!

“HIGHWAY STAR PARTY”の最大の魅力は、全曲を生バンドの迫力あるサウンドで届けること。しかもDAY 1のサウンドを担当したのは、GRANRODEOのe-ZUKA率いるハウスバンド! ギター兼バンドマスターはもちろんe-ZUKA。GRANRODEOのライブサポートでお馴染みの瀧田イサムがベース、SHiNがドラムを担当し、GRANRODEOのレコーディングやスペシャルなライブでキーボード・サポートを務めているMaoに加え、今年HIGHWAY STARと業務提携を結び、ヘビーメタルバンド・BLOOD STAIN CHILDのリーダーでありe-ZUKAを敬愛するギタリストのRYUが参加。GRANRODEOのライブメンバーが他のアーティストのバッキングを担当するのも、今回が初めてだ。

16時半に開演したDAY1のステージは、まさにその“e-ZUKAバンド”の華麗な演奏からスタートした。ダイナミックな掻き回しから始まったオープニングナンバーは、e-ZUKAのソロアルバム『LET’S GET STARTED』からのスピーディでキャッチーなインストゥルメンタル曲「百花繚乱~咲き誇れ~」だ。客席が一斉に赤いペンライトを灯してテクニカルな演奏を歓声で迎え、e-ZUKAがバンドメンバーの名を呼びながらソロを繋ぐ。「盛り上がっていきましょう!」とe-ZUKAが叫んで、オーディエンスを鼓舞する。

そしてドラムがリズムを刻むと、ステージに駆け込んできたのは影山ヒロノブ、きただにひろし、そしてKISHOWだ。客席の「Hi!Hi!」の声に負けじと、ハイトーンのシャウトが響く。始まったのは、プロダクション名の由来にもなったハードロックの名曲、ディープ・パープルの「Highway Star」だ。業界屈指のシャウター3人の歌声と、e-ZUKAとRYUが並び立つツインリードが、激しくオーディエンスを煽った。初っ端からパワフルな男性陣のコラボが炸裂したところで、次もまたまた豪華なコラボへ。

登場したのは玉置成実、春奈るな、梶浦由記 -Fiction Junction-プロジェクトでも活躍するshuri、LINO LEIAの4人。e-ZUKAがイントロを弾き始めるとさらなる歓声が挙がり、始まったのはGRANRODEOのヒットチューン「Can Do」。女性4人の歌声が軽やかなハーモニーで曲を彩り、オリジナルとはまた別の心地良さが生まれる。

華やかでアッパーなコラボが続いたあと、スクリーンで次を紹介するムービーに大きく踊ったのは……「山口県人会」の文字。それと同時にステージに姿を現したのは、KISHOWときただにだ!KISHOWが「お前ら、これ覚えちょるか?初めて人前で歌うぞ、これ!」と山口弁でアピールしながらスタートした曲は「バンドル版バンバンの歌」。これは、後にアニメ化もされたPCゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』関連曲。同じ山口県出身のKISHOWときただにがユニットを組んで歌った、古き良き特撮ソング風のライブ初公開に、会場も大いに盛り上がった。

KISHOWを送り出し、ここからはきただにひろしのソロステージ。「それじゃあ、懐かしいこの曲を!」と披露されたのは、きただにのパブリックイメージとはまた異なるソフトな歌声で聴かせる2012年リリースのソロアルバム表題曲「Real」と、夏に相応しいリゾート気分を盛り上げる「レスキューサンバ♪」。きただにとe-ZUKAがサンバのステップを踏み、ラテンのリズムとホイッスルに乗せて「オレ オレオレ」の合唱が吹き抜けた。

尾澤拓実、デビュー30周年を祝うサプライズなコラボが実現!

トランシーなシンセのイントロに乗せて、「皆さん、盛り上がっていきましょう!」と登場したのは、玉置成実。「Realize」を歌い出すと、会場の熱がまた一段上がり、透き通った歌声を響かせながら玉置のリードでペンライトが一斉に揺れ、飛び跳ねる。「皆さん盛り上がってますかー!」と元気に挨拶し、オープニングゾーンの「Can Do」コラボに緊張していたと言う玉置。

「ここからバンドの皆さんも大変ですよね?」とe-ZUKAを労って、「さらに盛り上がっていけますか?」と客席に問いかけて、玉置の記念すべきデビュー曲「Believe」へ。誰もが知るTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』ナンバーを連発して「もっといけますよね、LOVEZ!」と煽り、力のこもったパフォーマンスを見せつけた。

そしてここでステージが暗転。スポットライトがキーボードのMaoを照らし、静かなピアノのイントロが流れ出す。「次の曲は、私が大好きな、大尊敬するきただにさんと一緒に歌わせていただきたいと思います、ダニーさーん!」と玉置が呼び込み、玉置が作詞、きただにが作曲したドラマティックな「Open the GATE」を2人で熱く、激しくデュエットした。歌い終えてきただにが、「(玉置との歌の掛け合いが)忙しい。一瞬でも歌詞が抜けたらヤバい、誰やこんな曲作ったのは!」とぼやくと、即座に「ダニーさんです(笑)」と玉置がツッコみ、客席が笑いに包まれる。「じゃあここで、お2人呼び込んじゃいましょう」と玉置が告げてジョインしたのは、様々な楽曲提供で知られるソングライター&キーボーディストの尾澤拓実と春奈るなだ。なんともレアな顔ぶれによるコラボレーションコーナーが実現した理由は、今年、尾澤拓実がデビュー30周年を迎えたから!「誰アレ?みたいに思っているかもしれないですけど」と謙遜する尾澤に、大きな拍手が贈られる。そしてきただに含め、玉置、春奈の3人は、そんな尾澤と楽曲でのコラボレーションでゆかりの深いアーティスト。30周年おめでとうの気持ちを込めて届けた曲は、尾澤が楽曲提供し玉置成実が歌った特撮ドラマ『ウルトラマンZ』のEDテーマ「Connect the Truth」。Maoに代わって尾澤がキーボードを演奏し、ボーカリスト3人が個性的な歌声を溶け合わせた。

その3人がステージを去り、新たに登場したのはボーカリスト・シト。ここからは尾澤×シトによるユニット・ReReGRAPHICS(リリグラフィクス)の時間だ。ReReGRAPHICSの代表曲でもあるTVアニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』イメージソング「ablaze」を鮮烈に届けたあと、「この曲を知ってる人も、どこかで聴いた曲があるという人も、ぜひ楽しんでってください」と告げて披露したのは、尾澤が30年前、音楽家としてデビューした最初のユニット・GANASIAのナンバー「ELECTRICAL COMMUNICATION」だった。鮮烈なデジタルサウンドとe-ZUKAバンドの生演奏が融合し、彼女の今と過去を振り返る貴重な時間を体験できた。

一瞬の静寂のあと、ほの暗いステージに姿を見せたのはSui≒Kanzaki。SUIREN活動休止後、今年から自身名義の活動を本格スタートさせた彼の透明感と浮遊感に溢れる歌声とドラマチックなサウンドが、黒と赤、白のライトに包まれてユニット時代の代表的なアニメタイアップ楽曲「黎-ray-」を披露し、 幻想的な空間を創り出した。

“covers”企画で名曲が蘇る、白玖ウタノとe-ZUKAの初共演も!

ここからはまた“HIGHWAY STAR PARTY”ならではのコラボレーションがスタートする。e-ZUKAの写真と“covers”の文字がモニターに映し出され、春奈るな、shuri、LINO LEIAの3人が登場する。始まったのはe-ZUKAが美郷あきに、作曲/編曲家・飯塚昌明として楽曲提供した「ScarletBomb! 」だ。e-ZUKAのMCでも紹介されたが、この曲は後にKISHOWの作詞によって「シャニムニ」としてe-ZUKAがセルフカバーし、GRANRODEOのライブでは定番曲となっている楽曲でもある。今回はオリジナルバージョン(e-ZUKAのギターソロもGRANRODEOとは違うものに!)、しかも3人の歌姫たちがハーモニーを紡ぎながらロックな歌唱を披露する。

e-ZUKAは「ScarletBomb!」と「シャニムニ」の関係を紹介しながら「(元々同じ曲だから)お前ら演奏しなれてるだろうと思うじゃないですか。キーが全然違うんですよ、気を抜くと(『 シャニムニ』 の)キーに戻ってしまう(笑)」と裏話も披露しながら、次の曲を「TVアニメ『舞-HiME』のOP主題歌で栗林みな実ちゃんが歌いました!」と紹介すると、曲を察した観客から歓声が上がる。

始まったのはもちろん「Shining☆Days」。ボーカルの3人が、栗林みな実と同じ振付で歌い踊り、オーディエンスと掛け合い、ジャンプを決めた。

そして歓声を受けてスクリーンに登場したのは、GRANRODEOと同じGLEANレーベルからメジャーデビューした新世代バーチャルシンガー・白玖ウタノ。「みんな十分温まってると思うけど、こっからもっともっとぶち上げていくぞー!」と激しく煽って、飯塚昌明が楽曲提供したハードでロックなシングルナンバー「BREAK OUT DREAMER」と「Door→」をメドレーにして、パワフルに届ける。白玖ウタノとギタリスト・e-ZUKAのステージでの共演もここが初めて。“HIGHWAY STAR PARTY”だから実現したコラボレーションだった。

そしてshuriのステージ。「よろしくお願いします」と落ち着いた一言から始まった「知らない明日」は、shuriならではのエモーションを全開に。迫力あるロングトーンに会場が沸き、ドラマチックなバラード「メロウ」では静かな中に熱情を秘めた歌声で魅了した。

ここでshuriが残り、合流したのはSui≒Kanzaki。届けたのはshuriがコーラスを担当したSui≒Kanzakiのジャジーなアーバンポップ「雨のせいにして」だ。白玖ウタノもそうだったが、レコーディング音源でコラボレーションしていたアーティスト同士の楽曲が、生で聴ける機会はとてもレアだ。

アッパーな楽曲が続くなか、Sui≒Kanzakiのハスキーな歌声とshuriのコーラスが、クールでアダルトなムードを醸し出した。

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今日がデビュー日!49周年を迎えた影山ヒロノブが18年ぶりの『ドラゴンボール』Sparking!シリーズの新曲を披露!

彼らがステージを去り、リズミカルなベースソロからスタートしたのはシンガーソングライター・LINO LEIAの「Dance In The Graveyard」。エキゾチックでクリーンな歌声で紡がれる英語詞をふんだんに散りばめた、セクシーでダンサブルなナンバーは魅惑的。「次の曲はめちゃめちゃロックなナンバーなので、一緒に盛り上がってください」と告げた「ロープ」では滑らかなハイトーンを響かせ、異国情緒を感じさせてくれた。

ここで新たな風を運んだのは春奈るな。彼女の代名詞でもある真っ白なロリータファッションに身を包んで最初に届けたのは、軽やかな「Startear」。一斉にペンライトが緑に変わる。そしてピアノのイントロが鳴って歓声が起こった「Overfly」。TVアニメ『ソードアート・オンライン』シリーズからの2曲。キュートで深みのある歌声が、伸び伸びと客席に響く。「みんなー!」とオーディエンスに呼びかけると客席からリズムに乗って声援が贈られた。

女性アーティストたちの艶やかな空気を変えたのは、影山ヒロノブだ。バンドの搔き回しに乗ってステージに駆け込み、曲名をシャウトして始まったのは、古き良きハードロックの香りを残す、25年前にOVA『マジンカイザー』OP主題歌としてリリースされたJAM Projectの「FIRE WARS」。

激しいアクションで熱唱した影山が自分に言い聞かせるように「しんどくない、しんどくない!」と客席を笑わせながら、「今日は、俺が(LAZYとして)デビューしてちょうど49周年なんですよ!1977年の7月25日、16歳でこの世界に入りました」と告げると、客席から大歓声が湧く。「これから50年目に突入ということで、まだまだ頑張れるかなと。でも、ちょっとしんどい。ちょっとしんどいなって思うんだけど、それが生きてるってことだからね」と言うと、e-ZUKAが「影山さんの背中を見て頑張ってきたので、しんどいとか言わないでください!」とエールを送る。そして、7月30日にゲーム『ドラゴンボール Sparking! ZERO』限界超突破ダウンロードコンテンツ『NEO』の主題歌「ZERO」が配信リリースされると告げ、「18年ぶりに『ドラゴンボール』ワールドに戻りました!」と、オーディエンスと一緒に喜びの表情を見せて、『ドラゴンボール』らしい熱い最新曲「ZERO」を熱唱! 会場も興奮に包まれた。

DAY 1を締め括ったのはコール&レスポンス満載のGRANRODEO

そして影山とe-ZUKAで、もう一度“HIGHWAY STAR PARTY”ならではのコラボを繰り出す。先ほど報告したLAZYのデビュー日にあやかって、LAZYのギタリストである高崎 晃を敬愛するe-ZUKAと一緒に披露したのは、LAZYが1979年にリリースしたシングル曲「ベイビー・アイ・メイク・ア・モーション」だった。e-ZUKAがコーラスも担当し、再結成後も変わらず続けられてきたオーディエンスとのコール&レスポンスで大いに盛り上げた。続いて影山が「OK、それじゃあ、次はKISHOWくんとコラボだぜー!」と叫んで、KISHOWが「おじゃましまーす!」とステージへ。影山が歌ったTVアニメ『ドラゴンボールZ』主題歌「WE GOTTA POWER」を披露。笑顔で歌い上げた影山とKISHOWがアウトロで交わしたハイタッチが、世代を超えて受け継がれるHIGHWAY STARファミリーの強い絆を感じさせてくれた。

数々の楽曲とレアなコラボがノンストップで繰り広げられた“HIGHWAY STAR PARTY 2026”、ソロステージのラストを飾ったのはGRANRODEOだ。普段のライブではめったに見ることのできない生のピアノサウンドをフィーチャーした「Question Time」に、ロデオボーイ&ロデオガールが歓喜する。ようやく俺たちの時間が来たぜ!というように、KISHOWが軽やかにステップを踏み、e-ZUKAのギターソロを彩るように華麗に3回転のターンを決める。大歓声を受けてのMC。KISHOWがバンドを見回して「勝手知ったるメンバーなんですけど、今日もう既になんですか、俺抜きで盛り上がっちゃって。フロントマンである私が借りてきた猫状態ですよ」と言いながら「身内のパーティーっていいな!」と笑う。みんなMCが短いからバンドが休憩する暇がなかったとぼやきながらも、e-ZUKAが自分たちのワンマンの比じゃないくらい疲れたけれど「スタジオリハからずっと楽しかった」「初心を思い出しました」と振り返る。KISHOWが「今日はe-ZUKAさん頑張りましたからね」と労うと、e-ZUKAも「僕だけじゃないですよ」とバンドメンバーに温かな言葉をかける。
そして「いけるかー!」とKISHOWが叫んで次に放った曲は、GRANRODEOのライブ定番曲「modern strange cowboy」。KISHOW、e-ZUKA、瀧田がステージを駆け回り、揃ってジャンプを決め、ラストに届けたのは彼らのデビュー曲「Go For It!」。「I・G・P・X」の“魔法の4文字”をオーディエンスと何度も掛け合い、KISHOWの強烈なシャウトとダイナミックなロックサウンドをぶつけるGRANRODEOの圧倒的なステージに、客席も大熱狂。ドラム台からKISHOWが大きくジャンプし、大歓声に包まれた。

KISHOWが出演アーティストを1人ずつ呼び込んで、約2時間半にわたったDAY1も終焉へ。ラストを飾ったのは、影山が「今も俺たちの心の中でずっと仲間の和田光司の曲」と紹介し、“HIGHWAY STAR PARTY”には欠かせない名曲「Butter-Fly」!アーティストとオーディエンス全員が大合唱。最後はバンマスを務めたe-ZUKAが、「自分が所属しているHIGHWAY STARのアーティストに、こんなにすごい人がいっぱいいたんだと思い知りました。来年も……また明日もありますから、一緒に盛り上がってください!」と、温かな言葉で夢のパーティーの1日目を締め括った。

HIGHWAY STAR PARTY 2026
2026.7.25@ Shibuya LOVEZ

〈DAY 1 セットリスト〉
M01. 百花繚乱~咲き誇れ~
M02. Highway Star/影山ヒロノブ×きただにひろし×KISHOW
M03. Can Do/玉置成実×春奈るな×shuri×LINO LEIA
M04. バンドル版バンバンの歌/山口県人会(KISHOW、きただにひろし)
M05. Real/きただにひろし
M06. レスキューサンバ♪/きただにひろし
M07. Realize/玉置成実
M08. Believe/玉置成実
M09. Open the GATE/玉置成実×きただにひろし
M10. Connect the Truth/玉置成実×尾澤拓実×きただにひろし×春奈るな
M11. ablaze/ReReGRAPHICS(尾澤拓実、シト)
M12. ELECTRICAL COMMUNICATION/ReReGRAPHICS(尾澤拓実、シト)
M13. 黎-ray-/Sui≒Kanzaki
M14. ScarletBomb!/春奈るな×shuri×LINO LEIA
M15. Shining☆Days/春奈るな×shuri×LINO LEIA
M16. BREAK OUT DREAMER~Door→/白玖ウタノ
M17. 知らない明日/shuri
M18. メロウ/shuri
M19. 雨のせいにして/ Sui≒Kanzaki(Chorus:shuri)
M20. Dance In The Graveyard/LINO LEIA
M21. ロープ/LINO LEIA
M22. Startear/春奈るな
M23. Overfly/春奈るな
M24. FIRE WARS/影山ヒロノブ
M25. ZERO/影山ヒロノブ
M26. ベイビー・アイ・メイク・ア・モーション/影山ヒロノブ×e-ZUKA
M27. WE GOTTA POWER/影山ヒロノブ×GRANRODEO
M28. Question Time/GRANRODEO
M29. modern strange cowboy/GRANRODEO
M30. Go For It!/GRANRODEO
M31. Butter-fly/ALL

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“HIGHWAY STAR PARTY”DAY 2の幕開けは衝撃のコラボから

“HIGHWAY STAR PARTY”のDAY 2となったこの日、会場前のBGMにはDAY 1でもカバーされていたディープ・パープル「Highway Star」が流れている。そして開演の時を迎え、DAY 2のステージを最初に踏んだアクトはシーンの象徴であるユニット・JAM Project。ステージ上手から福山芳樹、きただにひろし、影山ヒロノブ、奥井雅美、遠藤正明と並ぶ。そしてもう1人、ステージ下手のキーボードの前に座ったのは……梶浦由記だ。この日誰もが期待していたJAM Projectと梶浦のコラボからの幕開け、披露する曲は梶浦がJAMに提供した「to the next era」。重厚なバンドと5人のコーラスワーク、そして梶浦のピアノが折り重なるスペシャルな光景。時折梶浦と、彼女に最も近い位置に立つ遠藤が顔を見合わせてプレイしている姿もまた印象的だったが、この日の幕開けを飾る荘厳なオーバーチュア……と呼ぶにはあまりに贅沢すぎるコラボに会場の熱気が爆発したかと思えば、あっという間にステージにはさらなるコラボアーティストとしてKAORI、YURIKO KAIDA、Joelle、LINO LEIA、EMIKOの5人が登場、それと共にあの印象的なビートが鳴らされる。JAM Projectと梶浦由記、そしてFictionJunctionというスペシャル編成による、FictionJunctionの名曲「stone cold」だ。奥井ときただにという歌い出しにも驚かされたが、驚愕すべきはなんといってもボーカリスト10人によるあまりに分厚いハーモニーだ。まさしく声の壁が迫ってくるような圧倒的な光景が、まさかリリースから15年経って観られるとは……と陶然としていると、息つく間もなく影山が「次は俺たちの曲をコラボだぜ!」とシャウト。今度はJAM Projectの「Get No Satisfied !」がスタート。オリジナルではBABYMETALとの共演を見せていたが、この日はヘビーなサウンドの中10人のボーカルがぶつかり合うというこちらも強烈な瞬間が見られる。最後はKAORIが本家のお株を奪う“one punch!”のシャウトを決めてコラボは終了。最初からクライマックスといわんばかりのコラボを終えた。

JAMが退場してまだ会場がざわつくなか、梶浦が「まさか10人並んで私の曲を歌ってくれるなんて……すごくない?」と話す。またこの日はお馴染みの梶浦由記バンドではなく、バンドメンバーであるベース&バンマスの山本直哉、ドラムスの青山英樹、ギターに奈良悠樹と椿本匡賜という、JAM Projectでお馴染みのバンドとのコラボであることを改めて紹介。これもまた特別な編成でもってFictionJunctionのセットがスタート。まずはオリエンタルかつケルティックなナンバー「black rose」からで、跳ねるようなビートの中で5人が精密的なハーモニーを聴かせる。続いてはまたしても名曲「from the edge」をこの5人のバージョンで。豊かなボーカリゼイションはもちろんのこと、梶浦曰く普段の梶浦バンドと異なる「戦闘力が増した」この日のバンドでの、攻撃的に切れ込んでいく演奏も相まって、実にスリリングなパフォーマンスとなった。

ベテランからバーチャルシンガーまで幅広く魅力的なパフォーマンス

続いて登場したのは、遠藤正明、三宅博文、八代新平によるオルタナティブロックバンド・Buzzed Monkey。「3年目の新人バンド、Buzzed Monkeyよろしくお願いしまーす!」と遠藤がご挨拶。続いて軽快なリズムに乗せてサビのフレーズを観客とコール&レスポンスしたのちに「ギブアウェイ」がスタート。アコースティックギター×2とベース、打ち込みのリズムという編成で、遠藤の熱っぽいボーカルと3人のハーモニーが心地いい。カラッとした雰囲気で観客をパーティーに誘った。

そしてそのあとにステージ後方のLEDモニターに現れたのは奏みみ、藍海のん、NÄOというバーチャルでも活躍するシンガー3人。ここではバーチャル姿にて、 奏みみのオリジナルソング「Crazy Crew」を3人で披露。アッパーなバンドサウンドに3人のメロディアスな歌唱力が存分に発揮された。そこから今度は藍海がリアル姿で、ステージ上に登場。バーチャルとリアルを行き来する彼女たちらしい演出だ。彼女の1stシングル「藍に染まる」でメロディアスな歌声を響かせたあと、MCではデビュー1周年を迎えた喜びを爆発させる。そして「私の姉ような存在のあの子と一緒に歌わせていただきたいと思います」と言って奏を呼び込み「その手を引いて、その手に引かれて」を披露。先ほどのバーチャルとは異なり、リアルなステージとなったここではより2人の歌唱もより輪郭がはっきりしたパワフルな印象で、それが劇的な楽曲のテイストとマッチした、感動的なパフォーマンスとなった。その後、奏が残って「あっかんべぃべ」で今度はファンキーでより迫力ある歌唱を聴かせる。バーチャルとリアル、また様々なサウンドを行き来するその実力を発揮していた。

続いて会場に鳴らされたのは、TVアニメ『美少女戦士セーラームーンR』のイメージソング「I am セーラームーン」。歌うのは石田燿子とshuriのデュエット。かつてこの曲をセルフカバーしたことのある石田の、『セーラームーン』といえばこの声と言える澄んだボーカルもさることながら、そこに寄り添うようにコーラスを当てる『セーラームーンR』直撃世代のshuriもお見事。ファンキーなR&Bテイストにアレンジされたサウンドにピッタリな相性の2人のボーカルが冴え渡る。そこから石田がステージに残って歌われたのは、ドラマチックな名バラード「永遠の花」。ここでの石田の優しいボーカルが絶品で、特に終盤でのアカペラのエモーショナルな響きがまた素晴らしい。そこから「private wing」でテンポアップしてふたたび会場を盛り上げる、さすがのパフォーマンスを展開していった。

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これぞLOVE“Z”な名曲たちが豪華アーティストによってカバー

イベントも中盤に入って、ここからはカバーコーナーへ。まず披露されたのは、偉大なる不死蝶のアニソンシンガー・和田光司の楽曲カバーへ。前日もオールラインナップで「Butter-fly」がカバーされたが、今回は喜多修平とChouChoによる「FIRE!!」(TVアニメ『デジモンフロンティア』OP テーマ)。爽快感のあるサウンドの中で、喜多の熱っぽい歌声とChouChoの低音が重なるという新鮮な歌声が聴かれる。

続いてはこちらも『デジモンセイバーズ』OPテーマ「ヒラリ」。歌うのはきただに、石田燿子が息の合った歌唱を聴かせる。それぞれの個性を聴かせながら、同時に笑顔にさせるようなオリジナル――和田の魅力を丁寧になぞっているようにも感じられる素敵なカバーコーナーとなった。

続いては、まず背景のモニターにこの日のイベントロゴが映し出される。そこから「Shibuya LOVEZ」のZの文字がクローズアップされていくと、ここからはいわゆる“Z”楽曲のコーナーとなった。そうなると最初に歌われる曲はもちろん、影山ヒロノブによるTVアニメ『ドラゴンボールZ』OPテーマ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」だ。完全無欠の大アンセムに、会場は当然”CHA-LA HEAD-CHA-LA”の大合唱。そこから続いての“Z”曲は遠藤正明による『ウルトラマンZ』OPテーマ「ご唱和ください 我の名を!」へ。遠藤の爆発的なボーカルとステージアクションでさらに会場を盛り上げる。そして“Z”曲といえば忘れてならないのが、名曲中の名曲である水木一郎の「マジンガーZ」。きただに、石田、shuriの3人によるパフォーマンスで、特に赤いレザージャケットを身につけたきただには、衣装だけではなくボーカルもどこかアニキをイメージさせるような低域を聴かせ、偉大なアニソンへのリスペクトを示していた。

スペシャルなコーナーのあとはきただにの紹介で喜多修平のステージへ。アッパーでキラキラしたサウンドの中「世界の果てに君がいても」をパワフルに、そして爽やかに聴かせる。続いては「こうしたフェス系ではアップテンポの曲になりがちなんですけど、そこでは歌っていない僕の代表曲」と言って披露されたのは、TVアニメ『夏目友人帳』OPテーマ「一斉の声」だ。アッパーな喜多の歌声も魅力だが、こうしたミディアムナンバーでの沁み入る歌唱もまた魅力的だ。

柔らかなギターのフレーズに誘われて登場したのは、ChouCho。「光射す扉」の優しいサウンドの中で透明感溢れるボーカルを聴かせていく。続くMCでは7月でメジャーデビュー15周年を迎えたことを報告。温かな拍手の中で「私の大切なデビュー曲」と言って「カワルミライ」を披露する。キラキラとしたメロディを丁寧に歌い上げていくその姿は、15年経っても色褪せない特別な輝きをもっている。そのあとはふたたびMCで自身のキャリアを振り返ると、デビュー以前はニコニコ動画にて“歌ってみた”で活動していた彼女のルーツであるボーカロイドのカバーを奏みみを迎えて披露。歌われたのは「magnet」だ。2009年に発表されたボーカロイドのデュエット曲として今や定番となった名曲を、ネット出身の新旧シンガーによって歌われるという歴史を感じさせる景色が見られた。

ChouChoと奏の感動的なシーンのあと、アグレッシブなギターリフとともにNÄOが「天ノ弱」で登場。こちらもボーカロイド楽曲のカバーという繋がりはありながら、一転してNÄOのボーカルはサウンドと共に実に攻撃的で、客席を煽りながら終盤に向けて熱量を高めていく。そこからすかさず自身の1stシングル「ジレンマ」へと繋げる。アグレッシブでありながら緩急を効かせる情感豊かなボーカルが素晴らしく、実に堂々としたパフォーマンスを展開していった。

2日間にわたる“HIGHWAY STAR PARTY”を締め括った大ボリュームの「SKILL」

ステージにはやや中央にキーボードが置かれ、そこに座ったのはJAM Projectをはじめ数々のアーティストへの演奏や楽曲提供で知られる寺田志保。アンビエントな雰囲気のサウンドの中でピアノの音色が響き渡るインスト曲「Awake Beyond」が鳴らされる。ピアノを中心にドラマチックな展開を見せていく寺田らしいこの曲で、この日のために作られたという。続いて披露されたのは「皆さんが絶対に知っているクラシックの名曲」と言ってベートーヴェンの「月光」を披露。「月光」の印象的なフレーズからスタートし、そこからバンドが加わって寺田の超絶技巧が冴え渡るという、まさにクラシック×ロックという寺田の真骨頂と呼べるアレンジとなった。
そしてここからはコラボということで、寺田の「皆さんお待ちかねのあのグループ」と呼び込まれて登場したのはJAM Project。奥井が「先生すごかったよ、かっこよかった」と寺田のステージに感嘆するなか、影山が「じゃあ『スパロボ』の曲をピアノと歌だけでお送りします」と言って、寺田が編曲に関わった「Drei Kreuz ~鋼のサバイバー~」を披露。寺田の伴奏と5人のクワイアから始まるこの日のバージョンは、ピアノと声だけでここまでの分厚さを出せるのかと思わせる圧倒的なもの。同時に寺田のピアノとJAM Projectの息の合い方もさすがで、影山に「志保ちゃんは6人目のJAM Project」と言わしめるものとなった。

寺田がステージを去ったあとはいよいよこの日のトリとなるJAM Projectのステージへと突入。影山が「新しいホールで、ここはお客さんの顔がよく見えるんですよね」と語りつつ、「俺たちも残りのパワーを振り絞って、みんなのハッピーのためにもうひと踏ん張り頑張ります」と宣言して次の曲へ。ゲーム『ストリートファイター6』のキャラクター・アレックスのテーマソングとなった「GO!ALEX!~希望誕生~」へ。冒頭のシンガロングから会場も一気にヒートアップさせていく、実にストロングな1曲だ。そこから必殺の一撃「THE HERO!! ~怒れる拳に火をつけろ~」へと繋げる。バンドサウンドも5人のボーカルもさらにストロングに暴れ回る、クライマックスに相応しい1曲となった。

JAM Projectのステージが終わり、影山がこの日の出演者を呼び込み、多くのアーティストで埋め尽くされたなか、影山「俺たちみんな所属が一緒ということで、言ってみれば同じ釜の飯を食った仲間ということで、明日からもみんなのハッピーのために頑張ってアニソン歌います!」と宣言。最後に披露されたのは、JAM Projectの「SKILL」。最後の最後にアンセムをこの大勢で披露するということで、観客も巻き込んだ最初のシンガロングからとてつもない音量で響き渡る。もちろんお馴染みの”I can fly!”の大ジャンプに”Motto Motto”の大合唱までがShibuya LOVEZを揺らしていく。2日間にわたって行われた“HIGHWAY STAR PARTY”のフィナーレに相応しい瞬間と共に、パーティーは終演を迎えたのだった。

HIGHWAY STAR PARTY 2026
2026.7.26@ Shibuya LOVEZ

〈DAY 2 セットリスト〉
M01. to the next era/JAM Project×梶浦由記
M02. stone cold/JAM Project×梶浦由記 -FictionJunction-
M03. Get No Satisfied !/JAM Project×梶浦由記 -FictionJunction-
M04. black rose/梶浦由記 -FictionJunction-
M05. from the edge/梶浦由記 -FictionJunction-
M06. ギブアウェイ/Buzzed Monkey
M07. Crazy Crew/奏 みみ×藍海のん×NÄO
M08. 藍に染まる/藍海のん
M09. その手を引いて、その手に引かれて/ 奏 みみ×藍海のん
M10. あっかんべぃべ/奏みみ
M11. I am セーラームーン/石田燿子×shuri
M12. 永遠の花/石田燿子
M13. private wing/石田燿子
M14. FIRE!!/喜多修平×ChouCho
M15. ヒラリ/きただにひろし×石田燿子
M16. CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ
M17. ご唱和ください 我の名を!/遠藤正明
M18. マジンガーZ/きただにひろし×石田燿子×shuri
M19. 世界の果てに君がいても/喜多修平
M20. 一斉の声/喜多修平
M21. 光射す扉/ChouCho
M22. カワルミライ/ChouCho
M23. magnet/ChouCho×奏みみ
M24. 天ノ弱/NÄO
M25. ジレンマ/NÄO
M26. Awake Beyond/寺田志保
M27. ピアノソナタ月光(cover)/寺田志保
M28. Drei Kreuz ~鋼のサバイバー~/寺田志保×JAM Project
M29. GO!ALEX!~希望誕生~/JAM Project
M30. THE HERO!! ~怒れる拳に火をつけろ~/JAM Project
M31. SKILL/ALL

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