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声優として多彩な作品で活躍する一方で、ソロアーティストとしても精力的に活動する愛美が、親交の深い声優アーティストを迎えて“最高の試合”を届ける企画ライブ「AIMI Presents 2MAN LIVE SHOW『A-GAME』」が、8月8日・9日の2日間、ヒューリックホール東京で開催された。1日目の田所あずさに続き、2日目の対戦相手に指名されたのは、愛美と同じ声優事務所・響に所属する相羽あいな。
※DAY1のレポートはこちら
https://www.lisani.jp/0000317175/
PHOTOGRAPHY BY 高田真希子
TEXT BY 北野 創
スタンドアップ!会場が総立ちで盛り上がった熱狂のゲーム
前日(DAYのURL入る)と同様、金網が置かれたステージには“DANGER”と印字されたテープが張り巡らされ、まるで格闘ゲームのステージのように物々しい雰囲気が立ち込めるなか、まずはこの日の演奏を支えるバンドメンバーたちが登壇し、OPムービーへ。スタイリッシュな映像と共に愛美と相羽あいなのプロフィールが紹介されると、懐かしのゲーム風のスタート画面に切り替わり、いよいよ『A-GAME』がプレイ開始。キャラクター選択画面から一番手として選ばれたのは、相羽あいな。愛美との共演作『BanG Dream!(バンドリ!)』発のリアルバンド・Roseliaのボーカリストとしての印象が強い彼女だが、それと並行して2016年よりソロアーティスト活動を行っており、実はRoseliaと同じく今年でデビュー10周年を迎える。そんな彼女が盟友との対戦の一発目に持ってきた楽曲は「REASONS」。TVアニメ『多数欠』第2クールEDテーマにして、彼女の深みあるボーカルスタイルにもマッチした濃密にして苛烈な高速ゴシックロックだ。得意のハイトーンを活かした鮮明なボーカルに煽られて、客席は赤いペンライトを振って燃え上がる。
歌い終えて「皆さんどうも、相羽あいなでーす!盛り上がっていきますよ!」と檄を飛ばすと、上松範康(Elements Garden)が作曲した重厚なロックナンバー「Beauty or Beast」へ。女子プロレス団体「スターダム」の2020年団体テーマ曲だったこともあり、闘魂を奮い立たせるような熱いメロディと歌声が会場のボルテージをさらに上げていき、クラップや「オイ!」といったコールが発生。そこから平成アニソンの名曲である「創聖のアクエリオン」(TVアニメ『創聖のアクエリオン』オープニングテーマ)のカバーに繋げる流れも見事で、悠久の想いを代弁するような優雅で力強いボーカルが心を熱くさせる。ちなみに相羽と愛美は『BanG Dream!』のキャラクターソングとして、この楽曲を2人でカバーしたことがあり、今回はその縁もあってセットリストに加えたとのこと。粋なカバーとなった。
そしてスクリーンに再びキャラクター選択画面が登場すると、今度は愛美と相羽あいなの2人がセレクトされる。すると愛美もステージに姿を現してコラボレーションの時間に。歌うは、二人が声優として出演するTVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード 新右衛門編』シのオープニングテーマでもあった相羽の楽曲「Lead the way」。しかも作曲は両者と縁の深い上松範康ということで、あらゆる意味で熱い選曲だ。レーザーが照射されてステージが派手に煌めくなか、2人は互いを高め合うようにエモーショナルな歌をぶつける。Dメロで向かい合って歌う場面、落ちサビで腕をクロスさせながら歌う場面もあり、ラストは背中合わせになって締め。2人の絆も浮かび上がる鮮烈なパフォーマンスだった。
MCでは愛美が相羽の衣裳に触れて「ヒョウ柄やで!」とテンションを上げたかと思えば、相羽も愛美の衣裳を「かわいい」と評価。愛美はDAY1と打って変わって「ドレッシーな感じでかわいげを出してみました」とのことで、2人でクルッと回って衣装をアピール。「うちら、そんなんやるタイプやっけ?」(愛美)、「ちゃう。やってきてない」(相羽)と関西弁で楽しいトークを繰り広げていく(愛美は兵庫、相羽は大阪出身)。さらに「Lead the way」のコラボの話題に触れた流れで、「久しぶりにスタンドアップしたい」(愛美)と、ヴァンガードのカードゲームで遊ぶ際の掛け声「スタンドアップヴァンガード」を会場のみんなと一緒に声出しして楽しんだりと、かなり自由な雰囲気。
「今まではかっこいい曲を届けてきましたけど、次はちょっと爽やかな楽曲を聴いていただきたいなと思います」と予告した相羽は、ミディアムテンポのポップチューン「センスオブワンダー」を歌唱。ブラスシンセの華やかな音色や打ち込みのリズムも加えた軽やかなグルーヴに身を揺らしながら、先ほどよりも明るくキラッとした歌声を届けていく。ラスサビではミラーボールが回転してさらに煌びやかな景色が広がった。さらにMCで、自身が過去にプロレスラーとして活動していたことを改めて紹介すると、スターダムのオフィシャルテーマソング「S.T.D.M.」を披露。ラウドに疾走するバンドサウンドとレーザービームのように真っ直ぐ突き刺さるパワフルな歌声の相性は抜群で、「声出して―!」との呼びかけに会場は瞬時に沸騰して「オイ!オイ!」と荒ぶる声を上げる。
そして早くも相羽のパートは最後の楽曲に。「この曲は皆さんの声が必要なんです!」と練習の時間を設けて練度を高めると、彼女がラストナンバーとして放ったのは、TVアニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う2nd season』のエンディングテーマ「僕だけの地平線」。冒頭からタオルを手にしてみんなで振りながら、「ラララララララ♪」と合唱して会場の気持ちを1つにすると、明るく開放的な歌声でその場にいるすべての人たちの気持ちを“地平線”の向こうに広がる遥かな世界へと連れて行く。照明が煌々と灯るなか、晴れやかに自身のパートを締め括った。
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いつもとは一味違う、『バンドリ!』曲のカバーコラボが実現!
後攻の愛美は、自身のアーティスト活動においてトレードマークになっているギターを持って登場。DAY1と同じく、TVアニメ『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』のエンディングテーマ「ドラマチック逃避行」でアッパーにライブの幕を開ける。
「皆さんこんばんわ、愛美です!よろしくお願いしまーす!」と短く挨拶すると、続けざまに焦燥と狂騒が相まみえるライブの鉄板曲「HELP」(TVアニメ『Helck』第2クールオープニングテーマ)へと雪崩れ込み、会場はよりワイルドな熱に浮かされていく。そこからバンドのタフな前奏に合わせてクラップを煽ると「まだまだいけるかー!」とけしかけて次曲「ザ・センセーション」に突入。照明がセンセーショナルな光の嵐を巻き起こすなか、愛美の「セイ!」という合図に合わせて観客が大合唱したかと思えば、「みんな頭振れー!」とヘドバンタイムが始まったりと、完全に出来上がった状態だ。ここまでの3曲はDAY1と同じ流れながら、前日とはまた違ったグルーヴと熱が生まれていたように思う。
ここでお楽しみのコラボタイム。例のキャラクター選択の映像演出を挟み、ステージに2本のマイクスタンドが用意されると、愛美と相羽が並んで披露したのは、BRADIOが愛美に楽曲提供したゴキゲンなナンバー「オネシャス!」だ。愛美の「みんな一緒に踊ってください!」という呼びかけに応えて、歌いながら振りを踊る2人の動きに合わせて会場中がダンシング。途中で「あいあい(相羽)、まだまだいけるー?」(愛美)、「いけるよー!あいみんもまだいけるのー?」(相羽)、「もちろん!みんなもまだまだいけるかー!」(愛美)とやり取りしてさらにテンションを上げると、ラストは華麗にポージングして貴重なコラボを結んだ。
歌い終えて「あいあいに歌ってほしかってん、この曲。
相羽がステージを降りて、再び1人になった愛美は、ここで10月にリリースする新作EP「AIM STAR」より、DAY1とは異なる新曲を初披露することを告げて会場を喜ばせる。DAY1では黒須克彦に楽曲を作ってもらったという新曲「流星ランデブー」を歌っていたが、DAY2で彼女が披露したのは、『バンドリ!』で付き合いの長い作曲家・藤永龍太郎(Elements Garden)が楽曲提供した新曲「AIM STAR」。もちろん作詞は愛美本人で、「あの星に向かってもう一度頑張ろう」という思いを込めた楽曲だと語る。再びギターを手にした愛美が、勇ましいチャントパートの入ったイントロ部分で「歌ってー!」と呼びかけると、初披露の新曲にも関わらず会場からは早くも大きな声が上がる。じりじりとひりつくような切迫感を纏ったA・Bメロから、遥か高みの星に向けてすべてを解き放つようなサビへ。渇望感の滲むパフォーマンスに、自然と胸が熱くなる。ラストの叫びにも似た歌声と、それに続いて会場が一体となって「WowWow」と合唱する光景。初披露ながら昂揚感と爆発力が半端なく、今後さらに大きく育つであろうポテンシャルを感じさせる楽曲だった。
その後、先日に情報解禁となったアジアツアーの東京追加公演の告知を改めて行うと、DAY1のMCで田所あずさが語っていた「愛美さんがフルーツを食べて歯を折った」というエピソードの真相について説明。
ここからはラストスパート。ギターを持ち変えた愛美は、DAY1と同じく、TVアニメ『ベン・トー』のOPテーマ「LIVE for LIFE ~狼たちの夜~」を力強く鮮やかに放って“勝利の味”を噛み締めると、間髪入れずメタル調の推進力あるパワーナンバー「AthisCode」を畳みかけ、アグレッシブに疾走するバンドサウンドとエッジの効いたボーカルで会場を蹂躙する。音源で聴いても圧倒的な熱量を誇る本楽曲だが、ライブ会場でバンドの生演奏と共にパフォーマンスされる「AthisCode」はやはり別格。怒涛のステージングで愛美にしか作り得ない“神話”を描き出してライブを終えた。
そしてアンコール、DAY1では愛美と田所の2人が共演作「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」より「蝶々むすび」のカバーを披露していたが、この日もスペシャルなコラボレーションが待っていた。愛美と相羽が歌ったのは、『バンドリ!』より愛美がボーカル/ギターを務めるPoppin’Partyの代表曲の1つ「ティアドロップス」。この曲もまた上松範康が作曲した、情熱的なメロディが心を熱くさせてくれる1曲だ。愛美はポピパの時とはカラーリングの異なる、ストライプ柄のランダムスターを弾きながら歌唱。さらにお互い主線のメロディだけでなく、追っかけのコーラスパートも補完し合いながら歌うスタイルで、掛け合いのようなフィーリングが強まって聴き応え満点だ。愛美の声音も普段のポピパ時とは明らかに異なるアプローチで、決めゼリフ「この手を離さないから」は2人で一緒に披露。
その後のMCで、ストライプ柄のランダムスターについて、ポピパの楽曲をカバーするにあたり特別に用意してもらった、この世に一本のサンプル品であることを説明。虎の縞模様のようなアニマル柄になっているため「めっちゃあいあいっぽくない?」(愛美)と嬉しそうに語る。今回のライブを通して、いい友達を持ったことを改めて実感することができたという2人。ハグをして友情を確かめ合うと、その後、先ほどは上手くいかなかった腕をクロスさせるマイクパフォーマンスの練習を行い、いよいよこの日のラストナンバーへ。2人が最後に歌ったのは愛美の楽曲「メリトクラシー」。楽しそうに歌い合う2人の振る舞いと鋭くもファンキーなグルーヴが会場のテンションを際限なく上げていき、観客は“トゥトゥトゥルトゥ”と歌ったかと思えばクラップやハンズアップしたりとお祭り騒ぎ。2人は落ちサビで例のマイクパフォーマンスもバッチリ決めてみせる。愛美・田所・相羽が2日間に渡り“最高の試合”を繰り広げた『A-GAME』は、演者もファンも含め全員優勝と断言できる盛り上がりのなか試合終了となった。
<DAY2 セットリスト>
M1.REASONS(相羽あいな歌唱)
M2.Beauty or Beast(相羽あいな歌唱)
M3.創聖のアクエリオン(相羽あいな歌唱)
M4. Lead the way(相羽あいな・愛美歌唱)
M5.センスオブワンダー(相羽あいな歌唱)
M6.S.T.D.M.(相羽あいな歌唱)
M7.僕だけの地平線(相羽あいな歌唱)
M8.ドラマチック逃避行(愛美歌唱)
M9.HELP(愛美歌唱)
M10.ザ・センセーション(愛美歌唱)
M11.オネシャス!(愛美・相羽あいな歌唱)
M12.AIM STAR(愛美歌唱)
M13.LIVE for LIFE ~狼たちの夜~(愛美歌唱)
M14.AthisCode(愛美歌唱)
―ENCORE―
EN1.ティアドロップス(愛美・相羽あいな歌唱)
EN2.メリトクラシー(愛美・相羽あいな歌唱)
各音楽配信サービスにてセットリストプレイリストが公開!
DAY1
https://aimi.lnk.to/A-GAME_DAY1_setlist
DAY2
https://aimi.lnk.to/A-GAME_DAY2_setlist
●リリース情報
「AIM STAR」
2026年10月14日発売
CD予約はこちら
https://aimi.lnk.to/AIM_STAR
【初回限定盤(CD+Blu-ray)】
価格:¥8,800(税込)
品番:KICM-92181
【通常盤(CD)】
価格:¥2,000(税込)
品番:KICM-2181
<CD>
「タイトル未定」
作詞, 作曲:愛美 / 編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
「タイトル未定」
作詞:愛美 / 作曲, 編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
「タイトル未定」
作詞:愛美 / 作曲, 編曲:黒須克彦
「ドラマチック逃避行」
作詞:愛美 / 作曲:金崎真士(SUPA LOVE) / 編曲:島崎貴光
(TVアニメ『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』エンディングテーマ)
※収録曲順は未定となります
<Blu-ray>
「AIMI LIVE TOUR 2025 “NEW WORLD”」2025.11.3 なんばHatch 他
●ライブ情報
AIMI ASIA TOUR 2026「STAR RISING」
2026年11月7日(土)
ソウル・GABIN ART HALL
2026年11月15日(日)
香港・TIDES
2026年12月5日(土)
台北・MOONDOG
2026年12月25日(金)
東京・ルネこだいら
関連リンク
愛美 公式サイト
https://aimi.info/
愛美 公式X
https://x.com/aimi_sound
愛美 公式YouTube
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