【石垣】サメが漁具などを壊す被害を防ぐため、漁業者でつくる石垣市漁業集落(宮良当建代表)などが7月27、28の両日にサメ駆除を実施した。最大で重さ約550キロのイタチザメが水揚げされた。
漁船20隻、120人が参加して2日間で103匹を捕獲した。
 石垣島近海などで漁業者がサメに漁具を壊され、釣り上げた魚が奪われる被害が相次いでいる。毎年、この時期に地元の漁業者が合同で駆除している。

 初日は40匹、2日目は63匹が捕獲されて八重山漁協に運び込まれた。500キロを超える大物が次々に水揚げされた後はすぐに解体。水産技術研究所八重山庁舎の職員らが計測作業などに追われていた。
 見物に漁協を訪れた市民からは「ものすごく大きい」「迫力がある」と驚きの声が上がった。
 八重山漁協によると、操業中のサメ被害は年々増加し、マグロやアカマチなどの漁に影響が出ているという。
 八重山漁協一本釣り研究会の嘉数重勝会長(46)は「サメに釣り糸を引っ張られて釣り針が腕に刺さるなど大けがするケースもあるので怖い存在」と危険性を語った。(奥沢秀一通信員)
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