沖縄県は7月31日、ハブ・ハブクラゲなどの危険生物の講習会を那覇市内で開き、県衛生環境研究所の研究員が危険生物の生態や対策を説明した。2025年のハブによる咬症件数は47件、海洋危険生物による被害は199件で、うちハブクラゲは81件と報告した。

 寺田考紀主任研究員は、ハブを見つけたら近づかないことや、草刈りをするなどハブが隠れる場所を少なくする環境整備が重要だと説明。もしかまれた場合は「慌てずに助けを呼び、病院に連れて行ってもらうことが大切」と強調した。
 海洋危険生物の被害は7~8月が多く、年代別に見ると10代以下の子どもが約半数を占めるという。同研究所の宮城綾乃主任研究員は「子どもは体が小さいため毒の影響を受けやすく、重症化リスクが高い」として注意喚起した。
 対策として、ハブクラゲ侵入防止ネットの中で泳ぐことや、ラッシュガードなどで肌の露出を抑えるよう呼びかけた。もし刺されたら(1)すぐ海から上がる(2)食酢をかける(3)触手をそっとはがす(4)冷やす(5)病院に行く-など対処の流れを紹介した。(社会部・當銘悠)
「慌てず助けを呼んで」 2025年のハブ咬症47件、海洋生物...の画像はこちら >>
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