台風13号の接近に伴い、那覇市は6日夕方から市役所本庁舎に避難所を開設している。簡易テント30基以上が設置され、7日正午現在で33世帯41人が身を寄せている。


避難者が身を寄せている那覇市役所本庁舎。簡易テント30基以上が設置されている=7日午前10時50分ごろ

 那覇市繁多川のアパートで1人暮らしをする男性(58)は6日夕方に市役所に来た。コンビニでパンとレモンティーを調達してきたという。「家は古いので風雨でガタガタと音が鳴る。でも避難所も落ち着かないですね」と不安そう表情を浮かべた。
 那覇市真地の飲食店従業員の男性(42)は6日夜、60代の父親と避難してきた。台風13号が「大型だ」と聞き、家が停電してエアコンがつかない中で一夜を過ごした2023年の台風6号が頭をよぎったという。「昨日の夜は眠れなかった。早く過ぎ去ってほしい」と話した。
 妻と息子(9)、娘(6)と旅行中の千葉県の男性(41)は、7日午前に避難所へ来た。当初は7日に帰宅する予定だったが、飛行機が欠航に。予約し直した8日の便も欠航が決まり、9日までは沖縄に滞在予定だ。

 この日は避難所で家族4人で雑魚寝するという。タブレットを触りながらテント内で過ごす子どもを横目に、男性は「最近は災害が多いので、これも子どもたちにとっては必要な経験だと思う」と話した。
 那覇市は津波避難ビルやなは市民協働プラザなど計7カ所で避難所を開設している。県の防災情報ポータル「ハイサイ!防災で~びる」(https://bousai‐okinawa.my.salesforce‐sites.com/)によると、7日正午現在、県内35市町村が避難所を開設し、計288人が避難している。(社会部・小島弘之)
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