俳優の齋藤潤が、2027年1月10日から放送予定のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演することが28日、発表された。大河ドラマ初出演となる齋藤は、主人公・小栗忠順(松坂桃李)の養子となる小栗忠道(悌次郎)を演じる。


 忠道は、小栗の幼なじみである駒井朝温の次男として生まれた人物。やや思い込みの激しい一途な性格ながら、責任感が強く真面目な一面を持つ。小栗が遣米使節に選ばれた際、万が一帰国できなかった場合の跡取りが必要となり、小栗家の養女・鉞の許嫁として養子となる。

 その後、小栗が開いた横浜仏語伝習所の第一期生となり、フランス式の兵学や軍事教練を修める。徳川慶喜とフランス公使の会談では通訳を務めるまでに成長。幕府崩壊後は、小栗とともに上州権田村へ隠遁し、新たな生活を始めることになる。

 初めて大河ドラマに出演する齋藤は、「とても緊張しております」と率直な心境を明かし、「知らないことばかり、見るもの聞くものが初めての幕府側の史実」とコメント。激動の幕末を生きる若き幕臣・忠道について、「己の信念を貫き、信じて駆け抜けた若き幕臣」と表現し、「忠道の志の高さと熱量をお届けできること、光栄に思います」と意気込んだ。

 さらに「父である松坂桃李さんの背中を全力で追いかけてまいります」と、父・忠順を演じる松坂との共演に言及。「覚悟を持って挑みます。ぜひ見届けてください」と力を込めた。

 齋藤は2007年生まれ、神奈川県出身。
2019年のデビュー以降、数多くの作品に出演している。2024年には映画『カラオケ行こ!』で、第16回TAMA映画賞最優秀新進男優賞、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞石原裕次郎新人賞、第48回日本アカデミー賞新人俳優賞、第34回日本映画批評家大賞新人男優賞(南俊子賞)などを受賞した。

 2025年にはドラマ『217円の絵』で初主演。NHKでは『生理のおじさんとその娘』『仮想儀礼』『あきない世傳 金と銀2』『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』などに出演している。

 『逆賊の幕臣』は、小栗忠順を主人公に、幕末の激動を描く大河ドラマ。齋藤演じる忠道は、小栗家の養子として父となる忠順の背中を追いながら、時代の変化に向き合っていく重要な役どころとなる。2027年1月10日から放送予定で、NHK ONEで同時・見逃し配信も予定されている。
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