脳科学者の瀧靖之先生に、家庭で「算数脳を育むためにできること」を聞きました。
■図鑑は好奇心を育てる最強の書
算数脳につながる知的好奇心を育むのに、家で使える最強のツールが「図鑑」です。
恐竜、昆虫、乗り物、宇宙など、何かしら一つは興味が持てそうな多彩なテーマのものが発売されており、迫力ある写真に最新の情報など、近年の図鑑のクオリティーは特に素晴らしいです。図鑑は家にいながら「単純接触効果」と「流暢性効果」が期待できるので、知的好奇心を育む重要な時期である2~3歳の子どもには、ぜひ積極的に与えていただきたいですね。もちろん読み聞かせもおすすめで、図鑑を読み聞かせる中で、子どもが「この虫はどこにいるの?」「この鳥を見てみたいな」などと言えば、知的好奇心を体験につなげるチャンス。近所の公園や動物園など、実物を見に出かけるきっかけになります。図鑑片手に「どれかな?」と観察できると、より深い学びにつながるでしょう。
※本稿は、『
プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。
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瀧 靖之(たき・やすゆき)
東北大学加齢医学研究所教授、医師
1970年生まれ。東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野教授。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターセンター長。早生まれの息子の父。
脳科学者としてテレビ・ラジオ出演など多数。著書に『
16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社刊)など。
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(東北大学加齢医学研究所教授、医師 瀧 靖之 構成=内野一郎、柴野 聰 イラストレーション=芦野公平)