脳科学者の瀧靖之先生に、家庭で「算数脳を育むためにできること」を聞きました。
■虫捕り・魚釣りで脳の報酬系を活性化
虫捕りや魚釣りなどの自然遊びは、実際にやってみるとわかりますが「できないこと」「思い通りにならないこと」のほうが多くなります。

魚なら潮目の問題なのかエサの問題なのか、水温が違うのか……原因もそのつど違う。早起きして20kmくらい移動して釣りに行って、手ぶらで20kmを戻って、でもやっぱり釣れたときにワクワクするから、次の作戦を立ててめげずに向かう。こういう繰り返しが知的好奇心を育んでいきます。
つかまえた虫や魚の数を数えて、大きさや重さを測り、地点ごとの成果を表にするなど、家庭内で自由研究につなげてもいいでしょう。楽しい、ワクワクするポジティブな感情は脳の報酬系を活性化させ、さらなる学びへの意欲につながります。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。

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瀧 靖之(たき・やすゆき)

東北大学加齢医学研究所教授、医師

1970年生まれ。東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野教授。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターセンター長。早生まれの息子の父。
脳科学者としてテレビ・ラジオ出演など多数。著書に『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社刊)など。

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(東北大学加齢医学研究所教授、医師 瀧 靖之 内野一郎、柴野 聰=構成 芦野公平=イラストレーション)
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