SEGAは12日、人気サッカークラブ経営シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!2026』(サカつく2026)の最新プロモーション映像『情熱は、続く』篇に出演するタレントの影山優佳さんへのインタビューを公開した。
『サカつく2026』は、プレーヤーがクラブの全権監督となり、選手育成や補強、クラブ経営を通じて世界の頂点を目指すシリーズ最新作。Jリーグ全60クラブに加え、日本代表やMLS、Kリーグなど総勢5,000人以上の実名選手を収録している。
今回公開されたPVは「サッカー愛こそ、すべての原点。」をテーマに制作されたもので、サッカーとともに歩んできた人々の歴史やドラマを描く内容となっている。
出演する影山さんは先日、FIFAワールドカップ2026のオランダ戦を現地観戦し、日本代表のゴールに歓喜する姿が大きな話題となった。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 15, 2026
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このインタビューでは、自身とサッカーとの深い関わりについて語っている。
――サッカーに初めて出会ったのはいつ頃、どのようなシチュエーションでしたか?
最初の出会いは、厳密には自分の記憶より前になります。2002年の日韓ワールドカップの時、私はまだ1歳だったのですが、家族に抱えられて埼玉スタジアムに行っていたそうです。私の人生は最初からサッカーが近くにあったんだなと思います。
サッカーをやり始めたのは5歳頃で、地元の少年サッカーチームに入ってプレーしていました。
――サッカーに出会った頃のエピソードなどありますか?
家族がかなりのサッカー好きで、幼い頃から、1960年代から2000年代のワールドカップ映像やUEFAチャンピオンズリーグの録画などが、本当に毎晩みたいに流れていて、夜ふかししながら一緒に観ていました。英才教育ですね。
当時はもちろん全部理解できるわけじゃないんですけど、「昔のサッカーってこんなにスペース広いんだ」とか「国によって空気感が全然違う」とか、なんとなく肌感覚で覚えていった記憶があります。
――「サッカーが好きだ」と自覚されたタイミングを覚えていますか?
中学生の時、審判資格の勉強をした時です。
それまではプレーしたり応援したりする楽しさだったんですが、審判の視点に立った瞬間、「この選手は何を狙っていたんだろう」や「なんでここでファウルを取るんだろう」と、観戦が立体的になったんです。
審判の方々のすごさも実感できて、支える方々の仕事や努力にも感謝の気持ちが増しました。
――今回ご出演いただいたPVでは、日本サッカーの発展の歩みと、サッカーを愛する1人の人物の歩みを描いています。仮に、影山さんの回想を差し込むとすると、何年頃に、どういったシーンを差し込みたいですか?
1つ目は2013年なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のワールドカップ優勝です。私自身が少年サッカーチームで唯一の女子として孤軍奮闘状態だったところを、なでしこジャパンが180度変えてくれました。一生の憧れです。
もう1つはFIFAワールドカップ2022。個人的には、この大会を境に仕事も含めて人生の景色が大きく変わりました。熱狂の中にいるだけじゃなく、「自分はサッカーとどう関わっていくんだろう」と考え始めた転機でした。
――今回のPVのテーマが“サッカー愛”でした。“サッカー愛”をお持ちの1人として、影山さんの考えるサッカーの魅力はどんな部分でしょうか?
サッカーって、答えがひとつじゃないところだと思います。
同じ11人、同じ90分なのに、思想が違う。前から奪うチームもあれば、構えて刺すチームもある。ボール保持を信じる人もいれば、奪って3秒で終わらせる人もいる。
私は特に、“チーム全体で相手を飲み込む感覚”が好きで、ゲーゲンプレスや強度の高い前進型のサッカーに惹かれます。勝敗だけじゃなく、「何を信じてその試合をしたか」が見えるスポーツなのが魅力です。
――サッカーに関する、忘れられないドラマ、エピソードはありますか?
私がサッカーを本格的に好きになったきっかけは、サンフレッチェ広島です。
特に2012年~2015年頃、個性たっぷりのメンバーをいまやサムライブルーの象徴・森保監督が束ねて、丁寧に組み立てていく。堅守速攻と配置・距離感・連動で勝っていく感じ……全員サッカーの美しさを教えていただきました。
「これは今でも思い出すサッカー」で言いますと、2013年の徳島ヴォルティス昇格です。
プレーオフから四国初のJ1昇格を掴んだ時の熱量を鮮明に覚えています。セットプレーからの連続得点、全身全霊の守備……東京オリンピックに向けて新しくなった国立競技場(MUFGスタジアム)を見ると昇格プレーオフを思い出します。
――「ホワイトボードを用いた戦術分析が趣味」と伺っています。印象に残るクラブ、または代表チームの戦術はありますか?
マルセロ・ビエルサです。
初めて彼のチームを見た時は、「めちゃくちゃ走るサッカー」、「なんじゃこりゃ」という印象を持った記憶があります。攻撃的で組織的なサッカー、全力マンツーマン、数十分割されたフィールドと十数個のフォーメーション……観れば観るほど整理されていて、さらに疑問が生まれている。エル・ロコ(マルセロ・ビエルサの異名)の頭の中をのぞいてみたいと思って何年が過ぎただろうかという感じです。
最近は、その流れを現代向けにアップデートしているイラオラ監督(アンドニ・イラオラ)もおもしろいです。ビエルサの元でリーダーシップを発揮していた経験もあり、さらに強度だけじゃなく、攻守の切り替えやハメ方まで含めてデザインされている感じがしておもしろいです。時事的にも、ビッグクラブの噂も出ているので改めて注目しています。
――もしも影山さんが監督に就任する場合は、どのようなクラブを目指したいですか。
試合を観終わった後に「頭使って疲れたけどなんかおもしろかった」って言われるようなクラブです。
守備から攻撃まで連続性があり、その一挙手一投足にスタジアムが沸く、唸る。突飛なアイデアやサプライズに頼らず、育成やファンダムを含めた社会の構築に力を入れて、サッカーが根っことなり大きな木になる。文化といえるようなクラブ運営ができたら、選手・スタッフ・サポーターみんなでワクワクするだろうなと、夢見ています(笑)。
――予算や実現性などは無視するとして、この選手を柱としたチームを作ってみたい、という選手は今いらっしゃいますか?
過去・現在・未来に関係なくでしたら、ズラタン・イブラヒモヴィッチ選手、カカ選手、マルコ・ロイス選手、ドログバ(ディディエ・ドログバ)選手です。
現代ではもっともっと悩んでしまいますが、守備好きとして1人挙げるならバストーニ選手(アレッサンドロ・バストーニ)です。脅威のパス技術と視野の広さ、ポジショニングや切り込みのうまさ、戦術理解度と、すべてがすごい彼には、監督も選手も圧倒的信頼を置いていると思います。
――今回ご出演いただいたPVでは“サッカー愛こそ、すべての原点。”というコピーを使用しています。もしも影山さんがこのコピーで、プロモーション映像を企画されるとしたら、どのようなシーンを想像されますか?
深夜のテレビ、眠そうな子ども、古いワールドカップ映像、ポテトチップス、雨の練習場。全部がバラバラに見えて、最後に観客席の歓声で1つにつながる。
サッカーとは、特別な日の特別な誰かのものではなく、日常を積み重ねた先の幸せである。
……でしょうか。
――サッカーに興味を持った方に、「サッカーのここを楽しんでほしい」というポイントはありますか?
好きな選手を1人決めて追いかけてみてください。そして、その選手と対峙する選手がどんな人かを見たり、ボールを持っていない時に何をしているかを見たりすると、一気に世界が広がります。ピッチの中でボールがない場所って99%以上(?)なので!
あとはぜひスタジアムに一度足を運んでみてほしいです。あの歓声が私たちをいつでも迎え入れてくれます。
筆者:奥崎覚(編集部)
試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

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