北京市で最も高いビルの中信大厦に26日夕方、小型機が激突した模様だ。SNSのX(旧ツイッター)への英語による投稿で、ビルの外壁に穴が開き、小型機や破片のようなものが落下する動画が紹介された。ただし日本時間27日午後1時20分時点で、公式発表や中国メディアによる報道は見当たらない。
動画は地上及び隣接するある程度の高さのビル内部など複数の場所で撮影・編集されたとみられる。背後からは、複数の人間が事故を見て言い合ったとみられる中国語の声も聞こえる。それとは別に駐機されている小型機の写真も紹介された。動画ではビルの下部と周辺の通りが確認できる。飛行機が墜落する様子や地上に落ちた落下物も見える。小型機の静止画像は格納庫の内部で撮影されたとみられ、機体に記されたB-12PPという登録番号も明確に読み取れる。
インターネットではビルに衝突した飛行機は東時双悦(北京)通用航空が保有するSA 60L型機との情報が発表された。SA 60Lは湖南省株洲市に本社を置く山河科技が製造する軽飛行機で、定員は2人だ。
Xには、事故機は「26日午後5時半に(北京市郊外の)石仏寺飛行場を離陸した」「飛行場周辺空域での単独飛行を行い、午後5時40分に帰還する予定だったが、飛行途中に航路を逸脱した」「その後、連絡が途絶えた」という情報も寄せられた。
小型機が衝突したとされるビルは中国国有投資会社である中国中信集団の本社建物であり、全109階建てで北京市内で最も高い528メートルだ。香港メディアの香港01は、飛行機衝突後に建物内部にいた人が階段を通って避難する状況を示す画面を紹介した。
米国メディアのCNNによると、現場では多くの人がビルの入り口付近の通りに集まっており、付近には消防車、パトカー、救急車が到着していた。北京市警察に電話で問い合わせたところ、対応した人は「状況は把握していない」と述べた。さらに問い合わせのための別の番号を教えてくれたが、その番号に電話しても誰も出なかったという。
日本時間27日午後1時20分時点で、同件についての公式発表や中国メディアによる報道は見当たらない。(翻訳・編集/如月隼人)
— 建御雷 (@Takemikazuchi26) June 26, 2026











