2026年9月18日、中国メディア・光明日報は、四川省のレアアース鉱床帯において地下深部に潜む新たなレアアース鉱体が確認されたと報じた。

記事は、中国地質科学院鉱産資源研究所が主導する地質調査プロジェクトチームが、四川省の冕寧―徳昌レアアース鉱床帯で深部の伏在鉱体を確認したと紹介。

中国地質調査局から得た情報として、同鉱床帯は中国における重要なカーボナタイト・アルカリ岩型レアアース鉱床の密集地帯であるものの、地表の鉱化兆候が極めて微弱であり、従来の探査手法では発見が困難だったと伝えた。

そして、プロジェクトチームが地域の地質背景と物理探査データを統合し、時間周波数領域電磁探査とガンマ線放射能探査を組み合わせた協調探査技術によるデータを複合的に解析して試掘地点を精密に絞り込んだ上で、中国地質調査局西寧自然資源総合調査センターの統括施工により本格的なボーリング調査を実施したと説明した。

記事によると、試掘孔が厚さ約114.5メートルの第四紀被覆層を貫通した際、見かけの層厚が200メートルを超える鉱物を含む破砕帯の捕捉に成功。分析の結果、孔内で3層にわたる伏在レアアース鉱体が発達しており、累計の見かけ層厚は約22.4メートルに達することがわかったという。

記事は、今回の発見について、厚い被覆層の下に潜むレアアース鉱化情報を特定する探査手法の有効性が実証されたと評価。探査チームは今後、採取した岩石コアの精密な分析を進めて鉱体の存在規則や生成メカニズムを解明するとともに、鉱体の連続性の追跡や追加試掘を加速させる予定だと伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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