2026/27明治安田J1リーグ第1節が7日に行われ、ガンバ大阪浦和レッズが対戦した。

 “ナショナルダービー”の呼び名でも知られている両チームの一戦は、奇しくもJリーグ創設元年の開幕カードでもあった。
秋春制に移行した今シーズン、再び新時代の幕開けを飾ることとなった両チームはいずれも新体制。G大阪はレジェンドOBの明神智和監督が就任し、浦和は“闘将”曺貴裁監督を招へいした。初陣を白星で飾り、幸先の良いスタートを切るのはどちらのチームになるだろうか。

 拮抗した展開が続く中、試合の均衡が破れたのは17分。浦和が中盤で細かくボールを繋ぎ、G大阪のプレスを掻い潜ると、笹修大からダニーロ・ボザを経由して右サイドへ展開する。金子拓郎が絶妙なクロスを送ると、小森飛絢がヘディングシュートを叩き込んだ。

 しかし、先制点から程なくしてマテウス・サヴィオがボールとは関係のないところで安部柊斗を突き飛ばしてしまい、22分に2枚目のイエローカードが提示されて退場。流れを掴んでいた浦和だが、早い時間帯で数的不利となってしまう。すると36分、攻勢を強めるG大阪は安部が左サイドから上げたアーリークロスをボックス内のイッサム・ジェバリが収めてネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 さらに45+7分には素早いパスワークで浦和の守備陣を左右に揺さぶると、岸本武流のパスを受けたデニス・ヒュメットがボックス手前右で右足を一振り。ダイレクトで放たれたシュートがGK西川周作のニアを撃ち抜き、G大阪が前半のうちに逆転した。

 後半開始早々の52分、1点を追う浦和が猛攻を仕掛ける。
ボックス内中央でパスを受けた小森が立て続けにシュートを放つも、1本目はクロスバーを叩き、直後の2本目はGK荒木琉偉と岸本が懸命にブロック。さらにこぼれ球を拾った金子が右からカットインして左足を振ったが、今度は左ポストに嫌われる。一方のG大阪は57分にヒュメット、65分に山下諒也にチャンスが訪れたが、GK西川の好セーブに阻まれ追加点とはならない。

 78分、浦和は右サイドのスペースに抜け出した渡邊凌磨の柔らかいクロスに金子が強烈なダイビングヘッドで合わせて試合を振り出しに戻す。その2分後には渡邊が左サイドをえぐり、マイナスの折り返しに古巣対戦の南野遥海が合わせて10人で試合をひっくり返した。

G大阪もすぐさま反撃。84分にウェルトンが力強い突破から同点弾を叩き込むと、その2分後には植中朝日が値千金の勝ち越しゴールをマーク。試合は4-3で終了し、G大阪が乱打戦を制した。

 次節は15日に行われ、G大阪はアウェイで水戸ホーリーホック、浦和はホームでサンフレッチェ広島と対戦する。

【スコア】
ガンバ大阪 4-3 浦和レッズ

【得点者】
0-1 17分 小森飛絢(浦和レッズ)
1-1 36分 イッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)
2-1 45+7分 デニス・ヒュメット(ガンバ大阪)
2-2 78分 金子拓郎(浦和レッズ)
2-3 80分 南野遥海(浦和レッズ)
3-3 84分 ウェルトン(ガンバ大阪)
4-3 86分 植中朝日(ガンバ大阪)
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