◆明治安田J1リーグ▽第1節 G大阪4―3浦和(7日・パナスタ)

 勝利の味は格別だった。「監督の方が背負うものは大きい。

選手時代より嬉しいかもしれない」。リーグ戦初采配勝利を飾ったG大阪の明神智和監督(48)は試合後、選手に促されて、一番前でゴール裏のサポーターと6年ぶりの開幕白星をかみしめた。「選手のおかげで勝てた。前に出るのは恥ずかしかったですけど」。白のTシャツと黒のズボン姿で、クラブでは2002年の西野朗氏以来、24年ぶりに監督就任後、リーグ戦初陣白星をつかんだ。

 采配も光った。0―1の前半22分、浦和のMFマテウスサビオが2枚目の警告で退場。数的優位に立って、「幅を使ってボールを動かす。慌てずに攻める」と指示。同36分に追いつき、前半終了間際に勝ち越した。後半33分と35分に失点して逆転されたが、後半32分に投入したFWウェルトンが同点ゴールを決めると、同じく途中出場のFW植中が決勝点を挙げた。

 U―21日本代表のGK荒木は18歳9か月24日で先発。

GKでは1999年、南雄太(柏)の19歳5か月6日を超える開幕最年少スタメンで3失点したが、後半の9分間で4得点が乱れ飛んだ“殴り合い”を制した。新人監督は「選手たちの最後まであきらめないスピリットを含めて満足しています」と、朗らかに笑った。(伊井 亮一)

編集部おすすめ