◆JERAセ・リーグ DeNA3―4巨人(12日・横浜)

 ど派手なガッツポーズで仕事を終えた。巨人・船迫が完璧な救援で緊急事態を救った。

試合前に右肘の張りで抹消された大勢に代わり、8回を託されて中軸を3者凡退。1点差を保ってマルティネスのセーブにつなげ「大勢がいない中でどれだけ頑張れるか。『自分もこれだけできるぞ』って見せてやろうと思っていた」と胸を張った。

 「僕にとって弟みたいなもの」とかわいがる後輩が無念の離脱。練習前に登板イニングを確かめ「ピンチの火消しより緊張した」と何度も深呼吸してリリーフカーに乗った。5月8日から一時、12試合連続で被安打0と抜群の安定感を見せてきたサイド右腕。橋上監督代行は村田バッテリーチーフコーチからの進言で7回・中川、8回・船迫の継投を決め「難しい状況下で本当に気迫あふれる、いい投球だった」と絶賛した。

 勝ちパターンを担う田中瑛が3連投を避けるためベンチ外。今カードから再昇格した中川とのパーフェクトリレーで新たな鬼門となる終盤の2回を乗り越えた。14日から9連戦を控える中で「8回の男」は「流動的になる。いるメンバーでベストな選択をしていく」と監督代行。セットアッパー不在をまずは一丸でカバーした。

(堀内 啓太)

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