◆JERAセ・リーグ 巨人6―1中日(19日・東京ドーム)

 巨人が頼もしい新戦力の快投で対中日4カードぶりの勝ち越しを決めた。6月にナショナルズから加入した小笠原慎之介投手(28)がNPB復帰初登板。

古巣を相手にキレのある直球に落差のあるカーブやチェンジアップなどを駆使し、6回3安打無失点で移籍初勝利を挙げた。

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 まだ誰も出てきていないG球場。2軍で調整中のある日、強い日差しの下でただ1人で黙々と汗を流しながら走る小笠原の姿があった。「昔からですけど、今でもめちゃくちゃ走るのは大嫌いなんですよ。でも(米国で)クビになりかけてマジでラストチャンスかも…ってときに、別にいくら走っても死ぬわけじゃないしなって思って」。東京は人目も多いため球場内を走っているが、中日時代は名古屋の街中を走ることもあったという。

 淡々と走っているだけではない。その間、中日、米国で積み重ねてきた様々な経験をフル活用して頭の中を巡らせる。「頭の中で次の登板とか、今日はどんな練習しようかな、キャッチボールでは何を意識しようかなとか、自分のイメージをしているんです」。自分自身と向き合いながら次の一手を探す、大切な時間になっている。(水上 智恵)

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