◆JERAセ・リーグ 巨人6―1中日(19日・東京ドーム)
巨人が頼もしい新戦力の快投で対中日4カードぶりの勝ち越しを決めた。6月にナショナルズから加入した小笠原慎之介投手(28)がNPB復帰初登板。
小笠原が拳を突き上げた。巨人ファンからの大歓声を浴び、あふれんばかりの闘志をむき出しに、マウンドでほえた。0―0の5回無死一、三塁。木下を直球で遊飛。続く辻本の痛烈な打球を一塁手・ダルベックがジャンピングキャッチ。そのままベースを踏み、併殺で大ピンチを脱出した。「あそこで点が入ったら完全に僕の責任なので本当によかった」。ベンチで安堵の笑みを浮かべた。
6回も続投し、87球3安打無失点の快投。ローテーションの事情でくしくも古巣が相手となった巨人デビュー戦で白星を挙げ「久しぶりにこんな歓声を聞きながら投げられてうれしいです」と感慨に浸った。
結果で示した。竜党のブーイングとG党の声援が入り交じる異様な雰囲気の中でのマウンドは「気持ちを落ち着かせることに精いっぱいでした」。それでも最速147キロの直球にカーブやチェンジアップなど、多彩な変化球を駆使し3回まで完全投球。MLB移籍直前に所属していたチーム相手にNPB復帰戦で白星をつかんだ初の選手となり、橋上監督代行は「次回以降もローテーションで回ってもらえると思うので、ますます良くなることを期待しています」と目を細めた。
自分を信じた。24年オフにポスティングで米球界挑戦し、昨季メジャー1勝も今季はメジャー登板はなく「苦しかった。辞めてもいいかなっていうのはそのときに初めて思った」。それでも前を向けたのは「誰かが見ているかも」という思い。巨人からのオファーに「人生経験を豊富にしていい野球人生を終えたい」と入団を決意した。
座右の銘は「人の力があって成り立つ。
加入初登板で実現したお立ち台では「期待に応えられるように頑張りたいと思います」と力強くG党に宣言した。この日は87球での降板だったが杉内投手チーフコーチは100球をメドにしていたことを明かし「次は普通にいくんじゃないですか」と説明した。阪神との首位争いへフル回転が期待される左腕は、新天地でも堂々と己の道を突き進んでいく。(水上 智恵)










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)