J2磐田は17日、静岡・御前崎市で2次キャンプをスタートした。午後4時半から約2時間、御前崎ネクスタフィールドで汗を流し、8月8日の開幕戦、秋田戦(ホーム)へ向けて調整を進めた。

練習前にはジュビロ出身で、北中米W杯日本代表のFW後藤啓介(21)=SCフライブルク=がチームを訪問。MF角昂志郎(23)は、世界へ羽ばたいた同世代から刺激を受けた。

 後藤とは角が入団前に練習参加した時から仲が良く、MF川合徳孟を交えて食事に行くなど親交を深めてきたという。後藤がW杯で代表デビューを果たした姿を見届け、「このジュビロから世界へ行った身近な選手。自分もそうならないといけないと思いました」と決意を新たにしていた。

 J2・J3百年構想リーグでは、自身初の主将を務めていた。元日本代表GK川島永嗣とのダブルキャプテンとして、開幕から8試合連続で90分以内に勝利できない苦しい時期もチームをけん引。新シーズンの主将は未定だが、後藤からは「まだ決まっていないからこそ、『主将頑張れよ』、『半年のシーズンキャプテンがダメだったんじゃない』と半分冗談で言われました」と親しい仲でこその激励をされたことを明かした。

 世界を目指すために、日本代表経験者から吸収する。新シーズン前に、元日本代表MF乾貴士が加入した。トップ下、サイドの両ポジションをこなす角は「吸収できるものはたくさんあります」と歓迎し、第一線で活躍を続けるベテランから多くを学んでいた。

 チームは沖縄キャンプで守備を固め、御前崎での2次キャンプから攻撃面の強化に本格着手。

それでも、「始動した時から、どんどん前を向いて果敢にチャレンジしようという話はありました。みんな前を向く意識が強くなったので、ゴールへ向かう回数もチャンスも増えると思います。いい積み上げができたら」と手応えを口にした。沖縄での練習試合では得点も記録しており、「開幕前の感覚としてはすごくいい状態です」と笑顔。好調を維持したまま開幕を迎える。(伊藤 明日香)

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